カシオ計算機は、耐衝撃ウオッチ「G-SHOCK」の新製品として、初代モデル「DW-5000C」から引き継いだデザインに6局の電波受信機能を搭載した「GW-5000」2モデルを、5月31日より発売する。

GW-5000

GW-6900

G-SHOCKは、「落としても壊れないタフな時計を作りたい」という開発思想のもとに、1983年に登場。以来、耐衝撃性能をベースに、機能や構造、デザインの進化を続けてきた。中でも初代モデル「DW-5000C」は、耐衝撃性を追求した無駄のない角型フォルムがG-SHOCKを代表する形として人気を集めるとともに、その開発思想とコアテクノロジーが、現在展開している全てのモデルへと受け継がれている。

新製品「GW-5000」は、初代モデルDW-5000Cの角型フォルムと、密閉性の高いスクリューバックケースを継承しながら、世界6局(日本2局、独、英、米、中)の標準電波受信機能を搭載したソーラー電波ウオッチ。

耐衝撃性能はもちろんのこと、新たに耐摩耗性を強化するDLC処理(Diamond like carbonの略で、主に炭素と水素で構成される非結晶質のカーボン硬質膜を生成する処理)をスクリューバックケースに採用。さらなるタフネスを追求した。また、裏蓋には光を美しく反射するミラー加工を施し、上質感も演出している。

ベーシックなGW-5000と、サイドボタンと尾錠にもDLC処理を施し、さらに反転液晶を採用することで、全体をクールなブラックで統一した「GW-5000B」をラインアップしている。

また、歴代G-SHOCKの中でも、数々のコラボレーションモデルのベースモデルに採用され、ストリートファッションを好む若者を中心に人気を博している「DW-6900」をベースに、世界6局の標準電波受信機能を搭載した「GW-6900」2モデルも併せて発売する。

機種名 バンド 価格 発売日
GW-5000 樹脂 38,000円(税込39,900円) 5月31日
GW-5000B 樹脂 43,000円(税込45,150円
GW-6900 樹脂 20,000円(税込21,000円) 6月30日
GW-6900BC 樹脂&メタル 24,000円(税込25,200円)
主な仕様
共通仕様
構造 耐衝撃構造
防水性 20気圧防水
受信電波 JJY(日本):40 kHz(福島局)/60 kHz(九州局)、
WWVB(アメリカ):60 kHz、MSF(イギリス):60 kHz、
DCF77(ドイツ):77.5kHz、BPC(中国):68.5kHz
電波受信方法 自動受信(最大6回/1日)、手動受信
その他の機能 ストップウオッチ(1/100秒、24時間計、スプリット付き)、タイマー(セット単位:1分、最大セット:24時間、1秒単位で計測)、時刻アラーム5本(内1本スヌーズ機能付き)・時報、バッテリーインジケーター表示、フルオートカレンダー、12/24時間制表示切替、操作音ON/OFF切替機能、ELバックライト(フルオートELライト、残照機能付き)
使用電源 タフソーラー(大容量ソーラー充電システム)
連続駆動時間 パワーセービング状態で約26ヵ月(フル充電時)(暗所で一定時間が経過すると表示を消して節電)
GW-5000
その他の機能 世界48都市(29タイムゾーン、サマータイム設定機能)+UTC(協定世界時)の時刻表示
大きさ・質量 48.9×42.8×13.5mm・73.8g
GW-6900
その他の機能 世界48都市(31タイムゾーン、サマータイム設定機能)+UTC(協定世界時)の時刻表示
大きさ・質量 53.2×50.0×17.7mm・約63g(GW-6900BC:約110g)