HTCとVodafoneは2月17日 (スペイン時間)、Androidを採用した新スマートフォン「HTC Magic」を発表した。今年春に英国、スペイン、ドイツ、フランス、イタリアなどで発売される。Vodafoneが取り扱う初のAndroid携帯であり、HTCにとっては「Dream (T-Mobile G1)」に続く第2弾になる。

Magicはタッチスクリーンのみでキーボードがなく、Dreamに比べるとスリムで全体的に丸みのあるデザインになっている。本体サイズは113×55×13.65ミリ、重さが118.5グラム。3.2インチ (320×480ピクセル)の液晶ディスプレイを搭載する。検索、ホーム、メニュー、通話用などのボタンのほか、Enterボタンを兼ねたトラックボールを装備。320万画素のカメラ、GPS機能を備える。無線はGSM/GPRS/EDGE 850/900/1800/1900MHz、HSDPA/WCDMA 900/2100MHz、Bluetooth 2.0(EDR)、Wi-Fi(802.11 b/g)をサポートする。ROM 512MB、RAM 192MB、microSDカードスロットを装備。加速度センサー、デジタルコンパスなどを備える。

Google SearchやGoogle Maps、YouTubeなどのGoogleアプリケーションが組み込まれており、背面には「with Google」のロゴが入っている。アプリケーションストアのAndroid Marketにアクセスして、ゲームや各種アプリケーションをダウンロード入手できる。