ユニデンは6日、19B型のデジタルハイビジョンテレビ「TL19TX2」「TL19DX2」を発表した。TL19TX2は、同社のショッピングサイト「Uniden Direct(ユニデン ダイレクト)」で販売される。なお、TL19DX2は法人専用モデルのため、同社ショッピングサイトでは販売されない。発売はTL19TX2が2月中旬、TL19DX2が2月下旬となっている。価格は、TL19TX2が4万6,800円、TL19DX2がオープン。

低価格の地デジ専用テレビ「TL19TX2」。新たにSRS WOW HDが搭載された。カラーはブラック、ホワイトの2色が用意される

法人向けモデルの「TL19DX2」。デジタル3波チューナーに地上アナログチューナーも搭載される。カラーはブラックのみ

TL19TX2は、地上デジタル放送用のチューナーのみを搭載したパーソナル向けのモデル。同社では、2007年7月に「TL19TX1」という地デジ専用モデルを発売している。同機は、低価格ながらデジタルアンプを搭載するなど、音質面でも力を入れていた。今回発売されるTL19TX2では、そのオーディオ部分をさらに強化。新たに「SRS WOW HDサラウンドシステム」を搭載することで、より臨場感のあるサウンドを楽しめるようになった(SRS WOW HDは、標準のSRS WOWに高域の音質改善のためのDefinition回路を加えたもの)。使用しているパネルはWXGA+(1440×900画素)。コントラスト比は1000:1で、輝度は300cd/m2。視野角は上下・左右160度となっている。また、入力は、HDMI端子、D端子、PC用のD-sub15ピンがそれぞれ1系統に、コンポジット端子が2系統用意されている。従来機のTL19TX1と同様に、電子番組表(EPG)や視聴予約には対応しているが、データ放送や双方向サービスなどには対応していない。

TL19DX2は、TL19TX2のチューナーをデジタル3波+地上アナログ対応にしたモデル。さらにデータ放送や双方向サービスにも対応している。ただし、TL19TX2とは異なり、SRS WOW HDは採用されていない。