フックアップは独ACCESSのシンセサイザ「VIRUS TI2 POLAR」、「VIRUS TI2 KEYBOARD」、「VIRUS TI2 DESKTOP」を2月中旬に発売する。各製品とも価格はオープンで、実売予想価格はVIRUS TI2 POLARが35万1,750円前後、VIRUS TI2 KEYBOARDは35万1,750円前後、VIRUS TI2 DESKTOPが26万2,500円前後。
「VIRUS TI」シリーズはハードウェアシンセサイザでありながら、パソコンとUSBで接続することによりプラグインとしても動作し、またオーディオ/MIDIインタフェースやコントローラとしても使用できることが特徴のシンセサイザ。VIRUS TI2シリーズはDSPの処理能力が25%向上し、搭載されているOSもバージョン3へと進化。共通機能として各製品とも大型LCDディスプレイや32個のノブ、43個のボタン、73個のLEDを搭載する。また6系統のバランス出力や2系統のオーディオ入力、1系統のS/PDIF入出力、MIDI入出力、USB端子などを装備している。VIRUS TI2 POLARは37鍵キーボード、VIRUS TI2 KEYBOARDは61鍵セミウェイトキーボードを搭載、VIRUS TI2 DESKTOPはキーボード非搭載のモジュール仕様となっている。
パソコンとの接続時に使用する専用ソフト「VIRUS Controlバージョン3」はインタフェースが改良されたほか、ディストーション/シェーパーに新アルゴリズムを搭載。そのほかアウトプットにリングモジュレータが追加された。動作環境はWindows Vista(SP1)/XP(SP2)およびMac OS X 10.4.6以降。VSTおよびAUに対応。