日本ビクターは22日、ピュアオーディオ用ヘッドホンのラインアップに「HP-DX700」を追加すると発表した。発売は2月中旬。価格はオープンで、推定市場価格は6万5,000円前後。

「HP-DX700」 ダークブラウン

同製品は、ピュアオーディオ用ヘッドホンの最上位機種「HP-DX1000」の設計を継承しながら、低価格化を実現した兄弟機種。無垢のラジアタパイン材から削り出したウッドハウジングに、ドライバーユニットを直接固定して不要な振動や共鳴を抑える「ダイレクトマウント構造」を採用したほか、大口径50mmのワイドレンジドライバーユニットも同様に搭載。さらに、トッププレートとヨークには銅メッキを施したほか、磁気エネルギーを最大限に生かす「ボビン巻きボイスコイル」や、最大磁気エネルギー積を高めた「高磁力ネオジウムマグネット」、2枚の音響レンズの間隔と穴径をずらすことで音を最適にチューニングする「アコースティックレンズ」などを受け継いだ。HP-DX1000との仕様の主な違いはコードの素材とボディーカラー。

そのほか主な仕様は、再生周波数帯域5Hz~30,000 Hz、インピーダンス64Ω、出力音圧レベル101dB/1mW、最大許容入力1,500mW(IEC)、質量380g。