Apache Tapestry

Apache Tapestryの最新版がファイナルリリースと位置付けられた。最新版は12日(米国時間)に公開された5.0.18。ファイナルリリースとなったことで、Tapestry 5.0.18は安定したプロダクションユースに適したバージョンとして認定されることになる。これまでの5系に不満がみられるわけではない。安定しておりプロダクションユースとして認定されたのが5.0.18ということだ。

TapestryはJavaでWebアプリケーションを開発するためのフレームワーク。ロバストでありながらもスケーラビリティがあり動的にシステム開発が実施できるように工夫されている。Tapestry 5系はこれまでのTapestryを書き直した成果物で、3年弱の開発期間を経て安定版として認定された。

Tapestry 5はPOJOをベースとし、PrototypeおよびScriptaculousを使ったAjaxサポートの実現、RESTスタイルURLの提供、HibernateおよびSpringの統合、動的なクラスりローディング、アノテーションや制約を活用した最低限の設定、オブジェクトプールを活用した高性能処理といった特徴がある。