さて、計算に関するもう一つの技を紹介しましょう。

昔パソコンが今に比べて非力だったころ、プログラムは数MBしかないメモリにロードし、データはフロッピーディスクや数十MBしかないHDDに保存していました。その当時は1バイトでもおろそかにできない状況だったので、サイズはB(バイト)単位まで細かく意識していました。1KB=1,024Bできっちり計算していたのです。その後メモリやHDD容量が年々増加するにつれ、いつの間にかサイズ表示がアバウトになってきました。今は1MB=約1,000KBとか、1GB=約1,000MBとして扱われています(円周率の扱いに似ていませんか?)。

しかし時には、「234MBは正確に何Bか?」や「976GBは正確に何Bか?」を調べなければならないこともあるでしょう。

そんな時に役立つのがPowerShellの便利機能です。××KB(キロバイト)、××MB(メガバイト)、××GB(ギガバイト)が何B(バイト)なのかを、電卓を打つより早く計算してくれます。

調べ方は簡単。「数字KB[Enter]」、「数字MB[Enter]」、「数字GB[Enter]」と打てはそれが何Bなのかを一瞬で換算します。残念ながらTB(テラバイト)は調べられません。「KB」「MB」「GB」は大文字でも小文字でも、大小混ぜてもかまいません。ただし「数字」との間を空けてはいけません。また「B」は省略できませんので忘れずに付けてください。

KB、MB、GBをバイト換算した例

「KB」「MB」「GB」は大文字でも小文字でも、大小混ぜても大丈夫

TB(テラバイト)は換算できません。「数字」と単位との間を空けてはいけません。PowerShellでエラーが起こると、赤文字・黒背景の日本語で表示されます