そして本作最大のポイント「女装」
先にも述べたとおり、『いかもの探偵』では、飛田給開の「女装」が大きなウェイトを占める。ゲーム中のある出来事によって女装趣味がばれて以降、開き直った飛田給開は、任意で女装することが可能になる。この女装にはメリットとデメリットがあり、女装していないと発生しない「イベント」や「キーワード」がある一方で、女装していると発生しない「イベント」や「キーワード」もある。さらに、女装する際にも時間が消費されるため、無意味な女装は首を絞める結果になるのだ。ただ単純にストーリーを進めるだけならば、「女装」にこだわる必要はない。ただし、女装時こそが飛田給開の真骨頂。ストーリー展開と制限時間を考慮しつつ、「女装」を楽しむのが吉なのだ。
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マップ画面の下側にある「着替え」を選ぶと、怪しげな雰囲気となって…… |
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お色気演出とともに女装へと…… |
こんなお楽しみ(?)シーンも…… |
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左が通常バージョンで、右が女装バージョン |
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通常時と女装時でどれくらい周りの反応が異なるのかは、実際のプレイで試してみてほしい。なお、ストーリーの展開上、どうしても「女装」が必要な場合は、女装を強要される、というか勝手に女装してしまう場合もある。逆にずっと女装していても、事件の最終局面では男の姿に戻るなど、「女装」をするしないの選択は、本作の大きな鍵ではあるものの、事件解決における必須事項ではない。本作における「女装」は、ストーリーに大きな広がりをもたらす、「主張の激しい隠し味」といったところ。その強烈なアクセントをしっかりと楽しんでもらいたい。
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ストーリーの途中に「選択肢」が現れる場合もあるが…… |
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「イカペディア」と「おまけシナリオ」のコンプを目指せ!
集めた「キーワード」は、ストーリーの進行中には「メモ帳」で、それ以外の場合には「おまけ」にある「イカペディア」と呼ばれる用語集で確認することができる。この「イカペディア」をすべて埋める、すなわちすべてのキーワードを集めるのは非常に難しい。制限時間内にすべて集めることはほぼ不可能。3周くらいする必要があるケースもある。ストーリーの進行とはまったく関係のない場所に行ったり、無意味に女装したりといったことを繰り返していくことで、やっとコンプリートできるという代物だ。
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「おまけ」には「いかもの画集」「イカペディア」「おまけシナリオ」の3つが用意されている |
「いかもの画集」はゲーム中に登場するCGを集めたもの。これのコンプはそれほど難しくない |
もちろん、「イカペディア」のコンプリートはゲームの目的ではない。しかし、「イカペディア」に集められたキーワードは、まさに『いかもの探偵』の世界観をあらわす集大成といってよいだろう。また、本作は全4話構成となっているが、1話クリアするごとに「おまけシナリオ」が追加される。この「おまけシナリオ」では、本編で語られていない人間関係の謎や後日談などが語られている。しかし、この「おまけシナリオ」はゲームをただクリアするだけではすべてチェックすることはできないのだ。「イカペディア」と「おまけシナリオ」のコンプリートは、『いかもの探偵』に用意されたやりこみ要素といってよいだろう。
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「イカペディア」は本作の用語集。これのコンプはかなり大変である。本編中の「メモ帳」と基本的には同じである |
「おまけシナリオ」を読めば、本編だけではわからない事件の真相にたどり着く……かもしれない |
「うさんくさくてくだらない」事件の裏に、人間の心の機微に触れる意外な真実が隠されていて、思わずホロリとくることもあったりする……かもしれない。「女装」を駆使して、さまざまな可能性を追求。繰り返してプレイするたびに発見できる、『いかもの』の裏にある真実を堪能してみよう。
| ゲームタイトル | いかもの探偵 -IKATAN- |
|---|---|
| メーカー | サイバーフロント |
| 対応機種 | ニンテンドーDS |
| ジャンル | アドベンチャー |
| 発売日 | 2008年11月13日 |
| 価格 | 5,040円 |
| B (12才以上対象) |
| (C) EdgeWORKS 2008 (C) CYBERFRONT 2008 |











