サイバーリンクは、同社の主要製品を1本にまとめたトータルマルチメディアソフト「CyberLink DVD Suite 7」を発売する。

ラインナップは、BD/AVCHDに対応する上位版「CyberLink DVD Suite 7 Ultra」(価格12,800円 / オンライン版)と「CyberLink DVD Suite 7 Deluxe」(価格8,200円 / オンライン版)。Ultraは現在、同社Webサイトから購入でき、Deluxは11月初旬に発売される。なお、パッケージは上位版となるCyberLink DVD Suite 7 Ultraが12月に発売される予定。対応OSは、Windows XP / Vista。

CyberLink DVD Suiteは、同社の主要なマルチメディア製品を1本にまとめたソフトとなり、HD映像の再生・編集からスライドショーの作成、ディスクオーサリング、データ管理と映像生活をまるごとカバーしてくれるソフトとなる。また、オンラインでの連携が充実しており最新DVD情報の取得、PowerDirectorやPowerProducerなど動画編集やディスクオーサリングの際には、テンプレートやエフェクトなどをコミュニティから手軽にダウンロードできる機能も搭載している。

「CyberLink DVD Suite 7」に組み込まれているソフトは以下の表の通り。

PowerStarter アプリケーションランチャー PowerDVDCopy DVD/CD ディスクコピー
PowerDVD BD/DVD 動画再生 MediaShow スライドショー作成
PowerProducer ディスク編集・オーサリング LabelPrint ラベル印刷
PowerDirector 動画編集 InstantBurn パケットライト
Power2Go データバーニング PhotoNow フォトレタッチ
PowerBackup データバックアップ BD Adviser BD再生環境確認ツール

上位版となる「CyberLink DVD Suite 7 Ultra」では、BD/AVCHD/AVCRECの再生、BD/AVCHDの作成やDolby 5.1ch / DTS 2ch再生、Dolby 5.1chディスクの作成などに対応している。また、映画情報をユーザー同士で共有できるオンラインDVDタイトルデータベース「Movie Collection」、ムービーに字幕やグラフィックでの加工を施し、オリジナルのストーリーを作成できる「Movie Remix」、DVDタイトルのメニューやエフェクトをユーザー同士で共有できる「DirectorZone」など素材や情報を共有する機能の充実が図られている。

PowerDVDユーザー同士で情報や素材を共有できる「Moovie Live」