日本ビクターは6日、多機能リモコン「RM-A815」「RM-A615」を発表した。発売は11月中旬で、価格はオープン。市場価格は、RM-A815が3,800円前後、RM-A615が3,000円前後と予想される。

左側に独立しては位置されているのが機器選択ボタン。6個のほうがRM-A815(左)で4個のほうがRM-A615(右)。いずれもブラックとシルバーの2色が用意される

RM-A815/615は、各社のAV機器のコードがプリセットされている上に、学習機能も備えた多機能リモコン。同社が9月29日に発表した「RM-A610」などの上位機種になる。

新モデルの最大の特徴となっているのが、記憶させられるボタンの数。RM-A815では最大372ボタンに、RM-A615では最大220ボタンに、リモコンの信号を記憶させることが可能だ。また、よく使用する機能などを割り当てるためのファンクションボタンも7個用意されている。ボタンの数が増えるほどボタンのサイズが小さくなってしまうが、両製品とも数字キーや音量、チャンネルのアップダウンといったよく使うキーのみを大型化。操作性の良さを確保している。

また、機器選択ボタンは、RM-A815では[テレビ][ケーブル][チューナー][BD/DVD][DVD][ビデオ]の6個、RM-A615では[テレビ][ケーブル][BD/DVD][DVD]の4個を装備。デジタルレコーダーを2台使用している環境でも、無理なく使うことが可能だ。もちろん、国内で販売されているほとんどのテレビやビデオ、DVD/BDレコーダーなどのリモコン信号がプリセットされており、メーカーと機器を選ぶだけで使用可能。さらにパナソニックのビエラリンク、シャープのAQUOSファミリンク、ソニーのブラビアリンク、東芝のレグザリンク、三菱のリアリンク、パイオニアのKUROリンクに対応。各種連携操作も、このリモコンから行うことができる。

リモコンの発光部分は先端と背面の2箇所に装備。リモコンを水平にした状態でも、立てた状態でも操作を行うことが可能だ。