富士通は、シニア向けに使いやすく、わかりやすくをテーマに、キーボードなどを改良したノートPC「FMVらくらくパソコン」を本日より発売する。店頭予想価格は180,000円前後。
「FMVらくらくパソコン」は、富士通の人気ノートPC・FMV-BIBLO NFをベースに、PC初心者のシニア向けに開発された15.4型ワイド液晶搭載のノートPC。よく使うキーや母音のキーを色分けしているうえ、「Shift」や「BackSpace」といったキーが「シフト」「後退」というように日本語で表記されており、キーボードに慣れていない人でもすぐに目当てのキーを探し出すことができる「らくらくキーボード」を搭載している。
本体はシャンパンゴールドで、キーボードとベゼルに白と黒の2色のカラーバリエーションがある。
また、キーボード左上に、サポートツールやメニュー、入力文字種別の切り替え、画面の拡大、ボリュームといった調節が簡単にできるよう、ショートカットキーを配置。
そのほかにも、プリインストールしているソフトは同一ジャンルのモノはひとつに絞るなど、PC初心者が操作に迷わないような気配りが随所になされている。
加えて、充実したサポートサービスもこのモデルの特徴。らくらくパソコン専用の電話窓口を開設するほか、基本操作や活用法などを解説してくれる専用のホームページを設置。同梱するマニュアルは大きな文字で見やすく作られている。さらに、PCの初期設定やネットへの接続が難しい人には、有料ながら、スタッフが訪問してセッティングする「FMVらくらく訪問サービス」を用意する。
シニア初心者向けではあるが、CPUはIntel Core 2 Duo P8400(2.26GHz)、メモリは2GB、HDDは約250GBと、充実したスペックを誇っている。
富士通のオンラインショップ「WEB MART」では、「FMVらくらくパソコン 日経PCビギナーズコラボモデル」として、天板が白い限定バージョンを販売。そのほか、液晶がノングレアタイプになっていたり、メモリが4GBになっていたり、3年保証がついていたりといった特典がある。こちらの発売日は11月下旬頃の予定で、直販価格は189,800円。
■仕様 | |
---|---|
CPU | Intel Core 2 Duo P8400(2.26GHz) |
チップセット | Intel GM45 Express |
メモリ | 2GB(最大4GB) |
HDD | 約250GB |
光学ドライブ | DVDスーパーマルチ |
グラフィックス | Intel GMA 4500MHD(チップセット内蔵) |
ディスプレイ | 15.4型ワイド液晶(1,280×800ドット) |
オーディオ | チップセット内蔵 |
ネットワーク | LAN端子(1000BASE-T/100BASE-TX/10BASE-T)、IEEE802.11b/g/n |
インタフェース | USB2.0×4、IEEE1394×1、eSATA×1、PCカード(TYPE I/II)×1、ExpressCard/34/54×1、メモリーカードスロット×1、FeliCaポートほか |
サイズ/重量 | 368(W)×33.5~40.5(H)×265(D)mm/約3.0kg |
OS | Windows Vista Home Premium |
バッテリ駆動時間 | 約2.0時間 |
実勢価格 | 180,000円前後 |