Eudora次期バージョンの最新β版が公開 (画面はMac OS X版)

Qualcommは4日 (米国時間)、メール / ニュースクライアントEudrora次期バージョンの最新β版「Eudora 8.0.0b4」を公開した。対応プラットフォームはWindowとMac OS X、およびLinux。

今回のリリースでは、Eudora旧バージョンに装備されていたリダイレクト転送機能をサポート。受信したメッセージに「Reply-To:」ヘッダを追加、そこへオリジナルの送信者名を記載することで、メッセージに対する返信をオリジナルの送信者宛に誘導できるというもの。

フィルタ機能も強化、登録したフィルタを受信時に自動実行するだけでなく、任意のタイミングで手動実行することが可能になった。フィルタの対象には、メールフォルダ全体のほか、コマンド実行時に選択している特定範囲のメッセージを指定することもできる。ほかにも、新着メッセージを含むメールボックスが自動的に開かれるなどウインドウの挙動の変更や、他のメールクライアントからのインポート機能の改良、ツールバーデザインの改良も行われている。

Eudora 8.0.0b4相当の機能は、Mozilla Thunderbirdで利用可能なアドオン (Penelopeエクステンション) の形式でも配布される。対応するバージョンはThunderbird 3.0a1以降、xpiファイルはPenelope Extensionsのページからダウンロードできる。