スタティックマップを使う

Googleマップは多く利用されていますが、通常はJavaScriptを使って地形を自由に動かしたり、写真を切り替えることができます。しかし、携帯電話などのデバイスではJavaScriptが動作しません。他にもJavaScriptが動作しないような設定の場合には通常のグーグルマップは使用できません。

そこで、携帯電話やJavaScriptが動作しない環境でも地図が表示できるようにと用意されたのがスタティックマップです。これは、その名のとおり静的な地図でドラッグして動かしたり、拡大することができません。その代わりURLに表示したい地図の座標や種類、サイズを指定するだけで表示できるという手軽さがあります。

スタティックマップで注意しなければならない点として使用制限があることです。1日に1つのブラウザで1000枚の異なる画像をリクエストすると、それ以上は表示できなくなります(詳しくは下記URL参照)。

■Static Maps API デベロッパー ガイド
注意:今回のゲームの場合、11枚の異なる画像を使うだけなので多分大丈夫だと思いますが、地域によってこのGoogle Static Mapsで使用制限画像が出る現象が発生する可能性があるのでご注意ください。

今回は航空写真を表示するのですが、上記で示したドキュメントを読むと航空写真にするためのオプションが見あたりません。しかし、英語のドキュメントでは詳細なオプションが掲載されていてmaptypeパラメータにsatelliteを指定すれば航空写真が表示できるとあります。

スタティックマップを使用する際にもグーグルマップのAPIキーが必要になります。もし、取得していない場合にはGoogleのWebサイトからキーを取得してください。

これで、航空写真を表示する準備ができました。