LoiLo(ロイロ)は、HD編集をより高速化させたLoiLoScope(フリーソフト)のアップグレード版Super LoiLoScopeを発売した。販売価格は8,800円だが、12月25日まではプロモーション価格として5,900円で購入できる。Super LoiLoScopeは、LoiLoのオンライン・ショップで販売されている。対応OSは、Windows Vista、XP SP2以降、CPUにPentium4 2GHz以上、Pixel Shader2.0以上に対応したビデオカードが必要となる。また、Super LoiLoScopeは、LoiLoScopeの追加機能として動作する。事前に、LoiLoScopeをインストールしておく必要がある。Super LoiLoScopeを追加することで、HDレベルの動画作成、ランタイム同時編集、プロジェクトファイルの別名保存などが可能となる。

Super LoiLoScopeは、レンダリングの待ち時間なしで動画の編集作業ができるGPGPU超高速動画編集ソフトウェア。初心者でも直感的なインタフェースで、素材を並べるだけで動画を作成することができる。編集したい動画データや素材をSuper LoiLoScopeにドラッグ&ドロップするだけで再生や編集が可能となる。

図1 Super LoiLoScope

サムネイルとなった動画は、マウスポインタを合わせることで再生、クリックで編集が可能となる。「タイムライン」では、個々の素材を組み合わせて連続再生、各種エフェクト、動画データとして保存などを行う。さらに、ワンクリックでYouTubeへアップロードする機能もある。

図2 タイムランでの編集シーン

対応するファイル形式は、mov、avi、flv、wmv、3g2、3gp、mp3、mp4、m4a、wav、bmp、jpeg、png、tga、pictなどで、静止画や音楽データにも対応する。LoiLoでは、今後はサポートを充実する予定である。具体的には、さまざまデバイスのサポート、フリーで使える素材やひな形を提供していくとしている。