イメーションは25日、ホームサーバー「FrexLink」を発表した。500GBのHDDを内蔵した「HD2800-500W」、250GBのHDDを内蔵した「HD2800-250W」の2機種がラインナップされており、発売は、HD2800-500Wが11月中旬の予定、HD2800-250Wが10月1日。価格はオープンで、市場価格は、HD2800-500Wが9万4,800円前後、HD2800-250Wが7万9,800円前後と予想される。

テレビにダイレクトに接続して、さまざまなコンテンツの再生が可能なFlexLink

内蔵されたHDDからコンテンツを再生する

FrexLinkは、内蔵HDDに保存したコンテンツをテレビで再生するための機器。テレビとの接続は、HDMIかコンポジットで行う。HDMIで接続した場合、フルハイビジョンコンテンツをそのまま再生することも可能。対応している映像フォーマットは、MPEG-1/2/4とWMV。MPEG-4はH.264型式にも対応する。静止画はJPEGに対応。音声は、MP2/3、AAC、WMA、リニアPCMに対応する。

本体には、SDメモリーカードスロット、USBポートが装備されており、それらのデバイスから本体のHDDにコンテンツをコピーして再生を行う。また、デジタルビデオカメラをダイレクトに接続して、録画されているムービーを転送することも可能だ。

取り込まれたコンテンツは、「ビデオ」「映画」「写真」「音楽」といった分野ごとにファイリングされ、リモコンの操作で、手軽に再生が可能だ。また、LANポートや無線LAN(IEEE802.11b/g)も装備しており、PC内のコンテンツを取り込むことも可能。PC内のコンテンツをダイレクトに再生することもできるが、転送レートの関係で、フルハイビジョンコンテンツは、いったん取り込んでから再生したほうが望ましいとのことだ。

また、今回発表されたHD2800は、ファームウェアのアップにより、HDDに収録されたコンテンツの一括バックアップが可能となる予定。さらに同社では、初めから一括バックアップ機能を搭載したモデルの発売も予定している。