シンタックスジャパンは独RMEのオーディオインタフェース「HDSPe MADIface」を10月15日に発売する。価格はオープン。
同製品はExpressCardと小型ブレイクアウトボックスで構成されるポータブルMADIソリューション。ノートパソコン用ExpressCardベースのMADIインタフェースは世界初となる。MADIは1本のケーブルで64チャンネルオーディオデータを最大2000m伝送可能。また64チャンネル入出力、最大サンプリングレート192kHzまでの対応、MADIエンベデッドMIDI電装、リモートコントロール制御にも対応したDSPミキサ「TotalMix」、そして低レイテンシと低CPU負荷を両立する。これは、同社のPCI Expressカード版MADIソリューション「HDSPe MADI」とほぼ同等の機能をExpress Cardで実現している。
なお電源はExpressCardを通じてパソコンから供給するため、外部電源は不要。また同製品はRME MADIシリーズはもちろん、全メーカーのMADI製品と互換性がある。入出力端子はMADIオプティカル/コアキシャル各1系統を備える。
動作環境はWindows Vista/XP SP1以降/2000 SP4以降およびMac OS X10.4.8以降、ExpressCard/34に対応した空きスロットが1つ必要。ドライバはWindowsはASIO2.0/GSIF2/WDM、MacはCore Audio/Core MIDIに対応している。