レノボ・ジャパンは17日、液晶ディスプレイ「ThinkVision」の新製品として、あらたに6モデルを追加した。

「Lenovo D156 Wideモニター」

「ThinkVision L1700pモニター」

「ThinkVision L1940p Wideモニター」

「ThinkVision L2240p Wideモニター」

「ThinkVision L2440p Wideモニター」

「ThinkVision L2440x Wideモニター」

今回発表されたのは、15インチの「Lenovo D156 Wideモニター」、17インチの「ThinkVision L1700pモニター」、19インチの「ThinkVision L1940p Wideモニター」、22インチの「ThinkVision L2240p Wideモニター」、24インチの「ThinkVision L2440p Wideモニター」、および22インチの「ThinkVision L2440x Wideモニター」。価格はそれぞれ2万5,200円、3万4,650円、3万6,750円、4万9,350円、5万9,850円、9万6,600円。

これらの6製品は、米国電子製品環境アセスメントツール(EPEAT)で最高ランクとなる「GOLD」を取得しているほか、ThinkVision L1700p、L1940p Wide、L2240p Wide、L2440p Wide、L2440x Wideモニターの5製品は、米国環境基準GREENGUARDに認定され、同社従来製品と比較して30~60%低い消費電力を実現している。なお、GREENGUARDは、水銀、ヒ素、PVC(ポリ塩化ビニル)、BFR(Brominated Flame Retardants: 臭素系難燃材)など2,000を超える化学品の排出に対する基準だ。また、ThinkVision L2240p Wide、L2440p Wide、L2440x Wide モニターはリサイクルされた製品材料を65%使用し、これらはすべて100%リサイクル可能という、環境に優しい製品となっている。

ThinkVision L1700p、L1940p Wide、L2240p Wide、L2440p Wideモニターの4製品は、ディスプレイ・デザインを一新することでLCD光を効率的に活用し、画質や明るさに影響を与えることなく、各モニターで使用するバックライトの数を半減している。さらに、Lenovo D156 Wideモニターを除く5製品では、高さの調整だけでなく、ピボット機能やスイベル機能を備えた新スタンドを採用し、さらにエンクロージャーデザインを改良することでセットアップとケーブルの引き回しがより容易になっている。

フラッグシップモデルとなるThinkVision L2440x Wideモニターは、同社初となる24型WUXGA(1,920×1,200ドット)低ハロゲン・ディスプレイを搭載し、消費電力効率に優れた白色LEDバックライトを採用することでわずか29Wという低消費電力を実現している。アナログ、デジタルの両インターフェイスを備えるほか、水銀とヒ素を一切使用せず、オフィス、住宅、学校などの環境で安心なコンピューティング環境を提供する。