大塚商会は24日、同社の「ISO取得支援ビジネスユニット」に4社が新たに参加し、食品/印刷/化学/流通業界に対応したと発表した。

同ビジネスユニットには既に5社が加わっており、今後は新規参加の4社を加えた10社体制でISO取得を目指す企業に対し、業界慣行に精通したコンサルティング/運用教育/ITインフラの整備を提供していくという。

今回参加したのは、サラヤ(食品製造業に対応)、コンサルビューション(化学/繊維製造業に対応)、ISO総合研究所(流通業に対応)、OSK(印刷業に対応)。

同ビジネスユニットは大塚商会が2005年8月に5社のISOコンサルティング企業と結成し、約200のユーザー企業でISO取得と取得後の維持管理の支援を行ってきた。ISOコンサルティングに加え、効率の良いISO取得や運用の際に必要となる文書管理などのITシステムを提供しているという。

今後、環境対策などの社会的な背景や法改正に柔軟に対応し、審査機関も含め対応業界を増やす予定だ。さらに、ISO取得および運用における業務効率の向上や経費削減など、業績に貢献できる総合的なISOコンサルティング企業連合を目指す。