図6は、実際にWoHのAPIを利用したクライアントアプリケーションのデモの様子です。WoHを使って取得した7台のWiiリモコンの情報をcanvasを使った3D描画エンジンで表示させています。実装はHTML+JavaScriptのみです。

図6: 各リモコンの傾きセンサのpitchとrollの情報を取得して、リアルタイムにWiiリモコンの状態を画面上に再現するデモ

今後の展望

Wiiリモコンのような3次元デバイスはゲームコンソールの世界では一般的になりつつありますが、今後UIの高度化によりPCやインターネットの世界にも広がると確信しています。

Wiiリモコンはお手頃な価格で、様々な機能と可能性を提供してくれるデバイスです。WoHを利用すれば、インターネットを通じて世界中のあらゆるところからこのデバイスとのやり取りが可能になります。これを利用して、皆さんも新しいUIに先取りして取り組んでみませんか?