スクウェア・エニックスは、同社では初となるアーケード向けのオリジナル業務用ゲーム機『ロード オブ ヴァーミリオン』の稼動を本日6月17日に開始。東京・新宿のタイトーステーション 新宿南口ゲームワールド店にてオープニングセレモニーを開催した。

AC『ロード オブ ヴァーミリオン』の筐体

『ロード オブ ヴァーミリオン』は、カードを操りながら、レバーとボタンを操作してプレイするオンライン対戦型のトレーディングカードゲーム。全国のユーザーとのオンライン対戦はもちろん、一人用のストーリーモードをじっくりと楽しむこともできる。また、プレイヤーキャラクターや「使い魔」が成長していくという、スクウェア・エニックスらしいRPG要素が取り込まれているのも注目のポイント。また、100種類を超える「使い魔カード」のイラストには、天野喜孝や野村哲也といった国内外の著名なイラストレーターや漫画家が多数参加しており、カードを集める楽しさをさらに魅力的なものとしている。

AC『ロード オブ ヴァーミリオン』のプレイ方法

1.スターターパックの購入
スターターパックには、ゲームをプレイするのに必要な専用ICカード(NESYS)やプレイヤーカード、そして使い魔カードが4枚入っている。
2.ゲームモードの選択
ゲームモードは3つ。全国のプレイヤーと対戦できる「オンライン対戦モード」、同一店内での対戦ができる「ローカル対戦モード」、そして一人用の「ストーリーモード」から選択する。
3.使い魔カードを登録
手持ちの使い魔カードを登録して自分だけのパーティを作成する。保有カードが増えるほど作成できるパーティのバリエーションも増える。
4.戦闘開始
敵パーティとの戦闘や、アルカナストーンと呼ばれる拠点を制圧することで勝利を目指す。
5.戦闘終了
戦闘終了後、戦闘に応じた経験値と装備品を獲得し、その記録が専用ICカードに書き込まれる。また、プレイ後には必ず新しい使い魔カードが1枚排出される。

店内に設置されている「メインユニット」で「スターターパック」を購入する

オープニングセレモニーには、スクウェア・エニックス代表取締役の和田洋一氏をはじめ、『ロード オブ ヴァーミリオン』のプロデューサーを務める柴貴正氏、ディレクターの上原利之氏が出席。セレモニーでは、和田社長が「家庭用ゲームのノウハウをどのように業務用で楽しんでもらえるかがポイント。とはいえ、家庭用ゲームのように遊びやすい雰囲気にはしているが、コアで目の肥えた客層にも十分楽しんでいただけるように作ったつもり」と、『ロード オブ ヴァーミリオン』に対する熱い意気込みを語った。

稼動記念のテープカットも行われた。写真右から柴プロデューサー、和田社長、上原ディレクター

アーケード向けオンライン対戦型トレーディングRPG『ロード オブ ヴァーミリオン』についての詳細は公式サイトをチェック。同サイトでは、ゲームの世界観や登場キャラクターなどはもちろん、プレイ方法や稼動店舗なども紹介されている。

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