Patriot

Patriotブースでは、DDR3-2000やEPP対応のDDR2-1200モジュールなどを展示。大型ヒートシンクを備えたVIPERシリーズ、通常ハイト・ヒートシンクのBLADEDシリーズなどを展開している。そのほか、次世代モバイルプラットフォーム向けのDDR3 SO-DIMMも展示していた。このSO-DIMMは、DDR3-1066対応のもので、容量は1モジュール2GB、または2GB×2の4GBキットとなる予定。同社はSSDの展示もあり、最大256GBまで展示していた。ブース前ではSSDとHDDとの転送速度比較をデモンストレーション。1つのシステムにHDDとSSDを接続し、HDBENCHで比較して見せた。

VIPERシリーズのDDR3モジュール。動作はDDR3-2000。ハイエンドゲーマー向けの高性能ヒートシンクを搭載したラインナップ

VIPERシリーズのDDR2モジュール。EPP対応のDDR2-1200など

BLADEDシリーズのDDR3モジュール。動作はDDR3-2000。ヒートシンクが低いタイプ

DDR3-1066のSO-DIMMモジュール

256GB SSDも展示

32GB SSDとHDDとを比較したベンチマークデモ。右がSSD、左がHDDの結果

OCZ

今回のOCZブースの展示内容は、メモリモジュールに関しては比較的大人しいものだった。メモリモジュールは、水冷対応の「FLEX II」、そしてモバイル向けのPC3-10666などを展示。フラッシュメモリではハードコアな製品「FORTRESS」シリーズを今後展開する予定としている。そのほかでは、脳波コントロールの入力デバイス「NIA」や、ゲーマー向けマウスパッド、キーボード、そしてノートブックパソコン「OCZ DIY Gaming Notebook」などを展示。写真はダメと断られたが、OCZ DIY Gaming Notebookも第2弾やデザイン変更モデルなどを用意している。同社はメモリ専業から多角的なゲーマー向け周辺機器メーカーへと移行しようとしているように映った。

水冷対応の「FLEX II」シリーズ

XMPサポートのINTEL EXTREMEシリーズやノートブック向けDDR3-1333 SO-DIMMモジュールなど

脳波コントロールの入力デバイス「NIA」(センサー部)

ゲーマー向けキーボードもラインナップを拡充

OCZ DIY Gaming Notebookの底面拡張スペース

Super Talent

Super Talentブースでは、DDR3-2000モジュールのほか、「ProjectX」という名のモジュールも展示。ProjectXに関してはXMPサポート、低レイテンシ、10%H/W・S/Wテスト済みといった製品特徴が並んでいる。同社サイトによれば、現在同社ラインナップの最上位に位置するメモリで、DDR3-2000までラインナップしている。また、SSDでも名前が知られるようになった同社。工業用向けには256GBを用意しているものの、コンシューマ向けには128GBモジュールまでの展示。MLCチップを用いた「MasterDrive MX SSDs」を展示しており、最大120MB/secの転送速度や高速アクセス、耐衝撃性、低消費電力などをアピールしていた。フラッシュメモリ製品では、防水仕様の「PICOシリーズUSB Drive」なども展示。

オーバークロック向けDDR3-2000モジュール

「ProjectX」シリーズのDDR3メモリモジュール

SSDの「MasterDrive MX SSDs」

防水仕様のUSBフラッシュメモリ。A・B・Cと3つのデザインが用意されていた