ASUSTeK Computerは13日、インテル P45 Expressチップセット搭載のP5Qマザーボードシリーズ8製品を発表した。価格はいずれもオープン。「P5Q Deluxe」、「P5Q PRO」、および「P5Q」は即日販売を開始し、その他の製品は順次出荷を行う予定だ。

P5Qマザーボードシリーズは、マザーボードが電力の供給を行うCPU、ビデオカード、チップセット、メモリ、HDD、光学ドライブ、冷却ファンの各消費電力を低減するハードウェアベースの省電力機能「EPU-6 Engine」を全モデルに搭載するのが特徴だ。EPU-6 Engineでは、電力の管理はソフトウェアで行い、細かい制御はマザーボード上に搭載する「EPU(Energy Processing Unit)」という電力管理プロセッサで行われる。また、Premiumモデル、およびDeluxeモデルでは16フェーズのマルチフェーズ電源回路が採用され、オーバークロックなどの高負荷時でも負荷分散によって電源回路が高熱になりにくく、かつ余裕がある電力供給が行える。その他のモデルでは、従来モデルでも定評があった、最高96%もの高い効率を実現する8フェーズ電源回路を採用している。

このほか、全モデルで高品質な日本製コンデンサを採用し、さらに電源回路周りのコンデンサには、高熱にさらされる環境においても長期間の使用が可能なロングライフタイプのコンデンサが使用されている。

ソフトウェア面では、電源投入後5秒で起動するLinux OSベースのオリジナルOS「Express Gate」を全モデルに付属し、とくにPremiumモデルとDeluxeモデルではマザーボード上のフラッシュメモリ内にExpress Gateを内蔵している。Express Gateには、Webブラウザ、インスタントメッセンジャー、Skype、フォトアルバムソフトなどが標準で搭載されていて、ちょっとした調べ物などがWindowsの起動を待つことなく行える。

今回発表された8製品の予想実売価格と出荷予定時期は以下の通り。

「P5Q3 Deluxe/WiFi-AP @n」

IEEE802.11b/g/n対応無線LAN機能とDDR3メモリに対応するハイエンドマザーボード。予想実売価格は3万円前後、出荷予定時期は6月下旬以降。

仕様は、チップセットがインテル P45 Express+ICH10R、メモリがPC3-12800 DDR3 SDRAM×4、拡張スロットはPCI Express 2.0 x16×2、PCI Express x16×1(4レーン)、PCI Express x1×2、PCI×2。ストレージインタフェースは、SerialATA 3Gb/s×6(ICH10R)、SerialATA 3Gb/s×2(Silicon Image SiI5723)、External SerialATA 3Gb/s×1(Marvell88SE6121)、UltraATA/133×1(Marvell88SE6121)。その他の機能は、IEEE802.11b/g/n対応無線LAN、ギガビットLAN×2、IEEE1394など。サイズはATX(305mm×244mm)。

「P5Q Premium」

PCI Express x16スロットを4本搭載するハイエンドマザーボード。予想実売価格は3万9,000円前後、出荷予定時期は7月上旬以降。

仕様は、チップセットがインテル P45 Express+ICH10R、メモリがPC2-9600 DDR2 SDRAM×4、拡張スロットはPCI Express 2.0 x16×2(16レーン+8レーン)、PCI Express x16×2(4レーン+4レーン)、PCI Express x1×1、PCI×2。ストレージインタフェースは、SerialATA 3Gb/s×6(ICH10R)、SerialATA 3Gb/s×4(Silicon Image SiI5723)、UltraATA/133×1(Marvell88SE6121)。その他の機能は、ギガビットLAN×4、IEEE1394など。サイズはATX。

「P5Q Deluxe」

DDR2メモリに対応するハイエンドマザーボード。予想実売価格は2万5,000円前後、すでに出荷を開始している。

仕様は、チップセットがインテル P45 Express+ICH10R、メモリがPC2-9600 DDR2 SDRAM×4、拡張スロットはPCI Express 2.0 x16×2、PCI Express x16×1(4レーン)、PCI Express x1×2、PCI×2。ストレージインタフェースは、SerialATA 3Gb/s×6(ICH10R)、SerialATA 3Gb/s×2(Silicon Image SiI5723)、External SerialATA 3Gb/s×1(Marvell88SE6121)、UltraATA/133×1(Marvell88SE6121)。その他の機能は、ギガビットLAN×2、IEEE1394など。サイズはATX。

「P5Q-E」

コストパフォーマンスに優れるハイエンドマザーボード。予想実売価格は2万1,000円前後、出荷予定時期は6月下旬以降。

仕様は、チップセットがインテル P45 Express+ICH10R、メモリがPC2-9600 DDR2 SDRAM×4、拡張スロットはPCI Express 2.0 x16×2、PCI Express x16×1(4レーン)、PCI Express x1×2、PCI×2。ストレージインタフェースは、SerialATA 3Gb/s×6(ICH10R)、SerialATA 3Gb/s×2(Silicon Image SiI5723)、External SerialATA 3Gb/s×1(Marvell88SE6121)、UltraATA/133×1(Marvell88SE6121)。その他の機能は、ギガビットLAN×2、IEEE1394など。サイズはATX。

「P5Q PRO」

ビデオカード用スロットを2本備えるエントリーモデル。予想実売価格は1万9,000円前後、すでに出荷を開始している。

仕様は、チップセットがインテル P45 Express+ICH10R、メモリがPC2-9600 DDR2 SDRAM×4、拡張スロットはPCI Express 2.0 x16×2、PCI Express x1×3、PCI×2。ストレージインタフェースは、SerialATA 3Gb/s×6(ICH10R)、SerialATA 3Gb/s×2(Silicon Image SiI5723)、UltraATA/133×1(Marvell88SE6121)。その他の機能は、ギガビットLAN×1、IEEE1394など。サイズはATX。

「P5Q」

基本を押さえたエントリーモデル。予想実売価格は1万7,000円前後、すでに出荷を開始している。

仕様は、チップセットがインテル P45 Express+ICH10R、メモリがPC2-9600 DDR2 SDRAM×4、拡張スロットはPCI Express 2.0 x16×1、PCI Express x1×2、PCI×3。ストレージインタフェースは、SerialATA 3Gb/s×6(ICH10R)、SerialATA 3Gb/s×2(Silicon Image SiI5723)、UltraATA/133×1(Marvell88SE6121)。その他の機能は、ギガビットLAN×1、IEEE1394など。サイズはATX。

「P5QC」

DDR3とDDR2のどちらにも対応できるエントリーモデル。予想実売価格は2万円前後、出荷予定時期は7月上旬以降。

仕様は、チップセットがインテル P45 Express+ICH10R、メモリがPC3-10700 DDR3 SDRAM×2、PC2-8500 DDR2 SDRAM×4。拡張スロットはPCI Express 2.0 x16×1、PCI Express x1×3、PCI×2。ストレージインタフェースは、SerialATA 3Gb/s×6(ICH10R)、SerialATA 3Gb/s×2(Silicon Image SiI5723)、UltraATA/133×1(Marvell88SE6121)。その他の機能は、ギガビットLAN×1、IEEE1394など。サイズはATX。

「P5Q WS」

PCI-Xスロットを搭載するワークステーションマザーボード。予想実売価格は3万4,000円前後、出荷予定時期は6月下旬以降。

仕様は、チップセットがインテル P45 Express+ICH10R、メモリがPC2-9600 DDR2 SDRAM×4、拡張スロットはPCI Express 2.0 x16×2(16レーン+0レーン/8レーン+8レーンの切り替えが可能)、PCI Express x1×2、PCI-X×1、PCI×1。ストレージインタフェースは、SerialATA 3Gb/s×6(ICH10R)、External SerialATA 3Gb/s×2(Marvell88SE6121)、UltraATA/133×1。その他の機能は、ギガビットLAN×2、IEEE1394など。サイズはATX。