ラックは9日、Webアプリケーションの脆弱性を狙った攻撃の有無を確認できるWebサーバログ解析ツール「SecureSite Checker Free」の最新版を公開した。価格は無料。

今回のバージョンアップでは、Apache HTTP Serverへの対応にくわえ、SQLインジェクションなど最新のWebアプリケーション脅威の検知も可能となった。同社Webサイトから利用者登録を行うことで、自社Webサーバのログが解析でき、外部からの攻撃の痕跡が確認できる。同社では、SecureSite Checker Freeによるログ解析の結果、Webサイトへの攻撃の痕跡を検知した場合は、同社のセキュリティコンサルタントによる相談にも応じるとしている。Webアプリケーションを詳細に診断し、脆弱性が発見された場合の対策方法までアドバイスを実施するなどのサービスが用意されている。