「MIRROR II 824P」(パナソニック モバイルコミュニケーションズ製)

ソフトバンクモバイルは3日、ソフトバンク3G携帯電話の新製品「MIRROR II 824P」(パナソニック モバイルコミュニケーションズ製)を発表した。「カッティングミラーデザイン」を施した折りたたみ型携帯電話で、3インチフルワイドQVGA(240×427)液晶により大画面でワンセグを視聴できる。8月上旬以降に発売予定。

筐体背面にミラーパネルを採用した2008年春モデル「MIRROR 821P」の後継機種で、前モデルがフラットなミラーパネルだったのに対し、824Pでは見る角度によって本体表面の色が微妙に変化する、宝石のようなカッティングミラーパネルを採用したデザインとなっている。

ボディカラーは、ミッドナイトパープル、クリスタルシルバー、ディープピンク、シャンパンゴールド、ルビーレッドの5色が用意されており、それぞれ高級感のある色合いで光を反射する。

正面は高級感あふれるカッティングミラーデザイン

裏面にはカメラ、FeliCaアンテナ、モノラルスピーカー、バッテリー、充電用接点が配置

背面のミラー越しに浮かぶイルミネーションの組み合わせは43種類で、さまざまな表情を映し出すようになっている。ワンセグアンテナは内蔵型で、すっきりしたデザインを実現している。

「TROPICAL 823P」と同じく女性をターゲットにした機種のひとつで、防水以外の基本機能は823Pと同等となる。なお821Pでは非対応となっていたおサイフケータイに対応した。

ネイルアートをしている場合でもボタンが押しやすいように波状に設計された「ウェーブタイルキー」を採用し、折りたたみを開きやすいように「ワンプッシュオープン」機構も搭載している。

左側面にはmicroSDカードスロットおよびワンプッシュオープンボタンを配置

右側面にはサイド上下ボタンを配置

ヒンジ部

先端にはイヤホン端子兼外部接続端子を配置

ワンセグはVIERAケータイ「921P」に搭載されているフレーム補完などには対応していないが、高画質技術「モバイルPEAKSプロセッサー」によって高精細で滑らかな奥行きのある映像で視聴できる。横画面のワンセグ視聴は、右上向きでも左上向きでも表示可能だ。最大8GBのmicroSDHCカードに対応しており、4GBのmicroSDHCメモリカードを使用した場合、ワンセグ放送を約24時間40分録画できる。ワンセグ連続視聴は、ECOモードなら約6時間45分視聴可能。

オートフォーカスや静止画6軸手ぶれ補正に対応した200万画素CMOSカメラを搭載し、動画も最大VGA(480×640ドット)サイズの撮影が可能となっている。プライバシー表示機能「ビューブラインド」、周囲の騒音レベルや特性を分析して自動的に受話の音量や周波数を調整することで聴き取りやすくする「しっかりトーク」、3Gハイスピード(HSDPA)、S!ミュージックコネクト、SDオーディオ、国際ローミング(3Gのみ)、シンプルモード、PCサイトブラウザなどに対応する。

イルミネーションのパターンの組み合わせは43種類あるという

キーライトはキーの間から白色LEDが漏れるように光る

通信方式 国内 W-CDMA方式
海外 W-CDMA方式
サイズ 約49×107×15.9mm(折りたたみ時、突起部除く)
重さ 約118g
連続通話時間/待受時間 W-CDMA網 約220分/約600時間(静止状態、折りたたみ時)
ワンセグ連続視聴時間 約5時間20分
ディスプレイ メイン 3.0インチフルワイドQVGA(240×427ドット)TFT液晶(最大26万色)
サブ 0.77インチ(96×25ドット)有機EL(白1色2行)
カメラ メイン 有効画素数204万画素CMOS(オートフォーカス・手ぶれ補正対応)
サブ
外部メモリー(推奨容量) microSDカード(最大2GB)/microSDHCカード(最大8GB)
カラーバリエーション ミッドナイトパープル、クリスタルシルバー、ディープピンク、シャンパンゴールド、ルビーレッド