松下電器産業は27日、ノイズキャンセリングヘッドホン「RP-HC55」「RP-HC31」を発表した。発売は6月20日を予定しており、価格はオープン。市場価格は、RP-HC55が1万円前後、RP-HC31が7,000円前後と予想される。

フィードバック式のノイズキャンセリング回路を搭載した「RP-HC55」

外部の音を聞くためのモニターボタンが搭載されている「RP-HC31」

両モデルとも、遮音性の高いインナーイヤータイプのヘッドホンに、さらにノイズキャンセリング回路を組み込んだもの。RP-HC55は、フィードバック式のノイズキャンセリング回路を搭載しており、より高いノイズ低減性能を持つ(RP-HC31が外部ノイズを約83%低減するのに対し、RP-HC55は約88%)。

ドライバーはネオジウム製を採用。口径は、RP-HC55が9mm、RP-HC31が10.7mm。コードはY字型を採用。プラグからコードの途中に設けられた電池ボックスまでが0.7mで、そこから先も0.7m。電池ボックスとコードは直結式で取り外しはできない。電源は単4電池×1使用する。アルカリ乾電池の場合、RP-HC55では約40時間、RP-HC31では、約54時間の連続使用が可能だ。RP-HC31では、電池ボックス部分に、外部の音を聞くための「モニターボタン」が搭載されている。