タムロンは30日、一眼レフカメラ用交換レンズ「AF 28-300mm F/3.5-6.3 XR Di VC LD Aspherical [IF] MACRO」、「SP AF 70-200mm F/2.8 Di LD [IF] MACRO 」のニコン用レンズを発売する。また、ニコン用レンズの「SP AF 28-75mm F/2.8 XR Di LD Aspherical [IF] MACRO」をAFモーター内蔵仕様として新たに発売する。価格は28-300mmが8万4,000円、70-200mmが10万4,790円、28-75mmが5万7,750円。
AF 28-300mm F/3.5-6.3 XR Di VC LD Aspherical [IF] MACRO (Model A20NⅡ) |
SP AF 70-200mm F/2.8 Di LD [IF] MACRO (Model A001NⅡ) |
SP AF 28-75mm F/2.8 XR Di LD Aspherical [IF] MACRO (Model A09NⅡ) |
「AF 28-300mm F/3.5-6.3 XR Di VC LD Aspherical [IF] MACRO」は、手ブレ補正機能を搭載したデジタル一眼レフ対応レンズ。キヤノン用は2007年10月に発売され、手ブレ補正機構搭載の高倍率ズームレンズながら、コンパクトなボディで好評を得ていた。ニコンのAPS-Cサイズ相当のデジタル一眼レフカメラに装着すると、43~465mm相当の画角が得られる。
28-300mmのレンズ構成はXR(高屈折率)ガラスや非球面レンズを含む13群18枚。絞り羽枚数は9枚。最小絞りはF/22~F/40(28mm~300mm)、フィルター径はφ67mm。最短撮影距離はズーム全域で0.49m、最大倍率は1:3(300mm時)。フォーカス時に前玉が回転しないインナーフォーカスを採用し、レンズの自重落下を防ぐズームロックを搭載する。サイズはφ78.1×99mm、重量は555g。花形フードが付属する。
「SP AF 70-200mm F/2.8 Di LD [IF] MACRO」は、35mm判フルサイズ一眼レフカメラに対応する軽量・大口径望遠レンズ。鏡筒にエンジニアリングプラスチックを採用することで、F2.8の大口径ズームレンズながら1,150gの重量を実現した(三脚座を除く)。ズームしても本体全長が変化しないインナーフォーカス方式を採用。フォーカスリングを前後にスライドさせることにより、AFとMFのフォーカスモードを切り替えられる。ニコンのAPS-Cサイズ相当のデジタル一眼レフカメラに装着すると、109~310mm相当の画角が得られる。またAFモーターを内蔵し、ボディ内AFモーターを持たないD40、D40x、D60でもオートフォーカスが可能になっている。
70-200mmのレンズ構成は13群18枚、絞り羽枚数は9枚。最小絞りはF/32。フィルター径はφ77mm。最短撮影距離はズーム全域で0.95m。最大倍率は1:3.1(200mm時)。サイズはφ89.5×194.2mm。重量は1,150g。着脱可能なアルミ製三脚座を備え、花形フードが付属する。
「SP AF 28-75mm F/2.8 XR Di LD Aspherical [IF] MACRO」ニコン用は、35mm判フルサイズ一眼レフカメラに対応する軽量・大口径望遠レンズ。今回の発売される製品はAFモーターを内蔵している。
28-75mmのレンズ構成はXRガラスや非球面レンズを含む14群16枚。絞り羽枚数は7枚。最小絞りはF/32、フィルター径はφ73mm。最短撮影距離はズーム全域で0.33m、最大倍率は1:3.9(75mm時)。フォーカス時に前玉が回転しないインナーフォーカスを採用し、レンズの自重落下を防ぐズームロックを搭載する。サイズはφ73×92mm、重量は510g。花形フードが付属する。