こなれているから使いやすい
D60の魅力は"安心感"にある。流行のライブビューなどは搭載していないが、操作の素直さや確実な撮影性能など、使っていてとても安心できる。そして、わかりやすい。もちろんニコンの作法を覚える必要はあるが、D300ほどカメラが主張しないから、すぐに慣れるはずだ。D40やD50、ちょっと上のD80など、ニコンはこのクラスのデジタル一眼レフをたくさん造ってきた。そのノウハウが安心感になっているのだろう。絵づくりの面で多少の不満はあるが、ホワイトバランスや仕上がり設定などである程度はフォローできる。初めての一眼レフとしてとてもいいと思う。
もうひとつ、サブ機としてのD60も考えられる。すでにニコンのカメラを使っているユーザーのサブカメラだ。ボディは495gしかなく、ちょっと散歩に出かけるときのお供にも最適だ。ボディ側にモーターをもたないため、古いレンズではオートフォーカスが使えないこともある。しかし長く使っているニコンユーザーならマニュアルでピントを合わせるのも苦にならないだろう。パンケーキのAi 45mm F2.8Pあたりを、ちょっとぞんざいな感じで付けっぱなしにしておくのは、とてもオシャレではないか。
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アロエの花。柔らかく描写できた |
律義に並ぶ様がなんだかおかしい。細部まできれいに描写している |
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葉のカーブがきれいだった。強めのコントラストがカーブをきれいに描いている |
錆びた鉄パイプを保護色にしていた |
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木洩れ日がハレーションを起しているが、これはこれできれい。葉が少し青っぽい |
昼時の風景 |
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ISO 800まで上げて手持ちで撮影。顔にノイズが出てしまった |
背景は白く飛んでいるが、つながりは自然 |
シグマの望遠レンズで撮影。よく描写している |
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明るく、シャープに撮影できた。空の色がいまひとつ |
年期の入った車止め |
アンダーにして差し込む光を強調してみた |
モデル : 伊藤莉加 伊藤知良
テスト撮影 : 川上卓也(Mediart)
作例撮影 : 加藤真貴子(WINDY Co.)
レポート : 西尾 淳(WINDY Co.)