大塚商会、マイクロソフト、日本HPの3社は、大塚商会の「マイクロソフトソリューションセンター」におけるWindows Server 2008を核とするデモンストレーション環境の構築に協力し、マイクロソフト社製ソフトウェア、HP社製ハードウェアおよびサーバ管理ソフトウェアに大塚商会のソリューションを組み合わせた総合ITソリューションの提案、提供に関して協業すると発表した。

大塚商会のマイクロソフトソリューションセンターは、IT導入を検討している企業の担当者が実際のソリューションの動きを見ることができ、専門SEが具体的解決策から導入までの相談に応じる施設。また可動式デモ環境として、各地イベント等さまざまな場所での体験も可能だ。

今回構築したデモンストレーション環境では、ハードウェアとして「HP BladeSystem c-Class」および「HP ProLiant」サーバと、14日発表のオンラインストレージ「HP StorageWorks 4400 Enterprise Virtual Array」を、ソフトウェアではWindows Server 2008を中心に「HP ProLiant Essentials」サーバ管理ソフトウェアなどのシステム環境を用意。また同センターは、マイクロソフトの「Microsoft Executive Briefing Center Tokyo」およびHPの検証施設「Windows Server 2008コンピテンシーセンター」と、デモンストレーション提供のための技術情報やノウハウに関して密接に連携するという。

マイクロソフトソリューションセンター 相関図

マイクロソフトソリューションセンターでデモンストレーション可能な主な製品およびソリューションは以下の通り(一部)。

統合コミュニケーション・ソリューション

既存IP-PBXと社内電話システムとの連携や、社員の在籍状況管理(プレゼンス確認)、インスタントメッセージ、PC-TV会議導入による業務効率の向上を目的としたソリューションの導入に関する相談に応じる。

セキュアメールシステム ソリューション

セキュアなメール利用環境を構築するために、サードパーティ製品との組み合わせやメールからの情報漏洩対策や長期保存など、コンプライアンス対策についての相談が可能。

コラボレーションポータル ソリューション

社内情報共有の支援として、企業で導入するポータルのコンサルや社内ドキュメントの管理・運用、またポータルと連携させたワークフローの導入に関する相談が可能。

仮想化システム ソリューション

Windows Sever 2008 Hyper-Vテクノロジーを活用した、サーバ仮想化によるサーバ統合やシステム統合などの仮想化テクノロジー導入に関する相談に応じる。