日差しには春の暖かさを感じるようになってきたものの、新製品に関しては相変わらず「寒い」状況が続いている秋葉原。売れ筋のCore 2 Duo E8000シリーズが極端な品薄の上、他に目玉となるような新製品もないので、「週末の予算達成が厳しい」とボヤく店員さんもいるほどだ。
というわけで、今週も新製品の話題は少ないのだが、最初に紹介したいのが「ねこ・JaLaLa」というお店。先月末にオープンしたばかりのいわゆる"猫カフェ"なのだが、これがちょっとしたブームになっており、平日でも夕方になると店内が満席になるほど。「メイドはイヤだが猫は好き」という硬派(?)なPCユーザーは行かねばなるまい。
ちなみにこちらのお店、今月22日にグランドオープンということで、現在はプレオープン中。現在、お店では6匹の猫が"勤務"しているが、1匹増えるかもしれないそうだ。前述のように満席のことも多いが、オーナーによると、「平日の昼過ぎだとゆっくり見れます」とのこと。サイトはコチラ。
ドスパラの中古専門店がオープン
お馴染みのドスパラが13日、中央通り沿いに新しい店舗をオープンした。秋葉原では最近、高速電脳の倒産という残念な話題があったばかりだが、久しぶりの明るい話と言えるだろう。
ショップの名前は「ドスパラ アキバ中央通り店」というもので、主にパソコン・PCパーツ・デジタルカメラの中古販売を行う。ドスパラは全国では中古販売も手がけていたが、秋葉原地区では初めてとなる(じゃんぱらとしては出店しているが)。またこれにあわせて、買い取り窓口もドスパラ アキバ店の2Fに新設している。
新規開店ということで、同ショップではオープンセールを実施中。今まで中古製品に興味がなかったという人も、まずはショップを覗いてみてはいかがだろうか。
AMDの未発表チップセットが登場!
AMDの未発表チップセット「780G」を搭載するというマザーボードが2種類発売となっている。まず最初に登場したのはBIOSTARの「TA780G M2+」で、TSUKUMO eX.での価格は12,579円(完売)。フォームファクタはマイクロATXで、VGA+DVI出力を備える。ECSの「A780GM-A」は16日からの発売で、同店での価格は11,980円。こちらはATXフォームファクタの製品で、出力はVGA+HDMIとなっている。
AMDの7シリーズ・チップセットとしては、これまでに「790FX」「790X」「770」といった3種類が発表されているが、780Gはまだラインナップにない。グラフィック統合型の製品は初めてとなるが、DirectX 10、HyperTransport 3.0、PCI Express 2.0対応といった特徴から、これはコードネーム「RS780」と呼ばれていたチップセットと思われる。なお、サウスブリッジは両製品とも最新の「SB700」が組み合わされている。
未発表チップセットのため仕様の詳細は不明だが、ヒートシンクの大きさが従来の690Gとほとんど変わらないことからも、消費電力はそれほど変わらないのではと推測される。また製品パッケージには「Hybrid Graphics」対応という表記があるが(BIOSTARは"Hybrid CrossFire"となっていた)、マニュアルに記述が見当たらなかったため、現状で使用できるかどうかは不明だ。
また、「740G」チップセットを搭載するECSのマイクロATXマザーボード「A740GM-M」も登場している。この740Gも未発表の統合型チップセットであるが、スペック的にはDirectX 9、HyperTransport 2.0、PCI Express 1.1と従来の690Gと同じようだ。サウスブリッジが最新のSB700に変わっているので、名前も変えたのかもしれない。SATAは6ポート搭載となっている。