ハーマンインターナショナルは、AKGのオーバーヘッド型「K514」「K512」を発表した。発売は2月上旬を予定しており、価格はオープンプライス。市場価格はK514が1万4,000円前後、K512が1万円前後と予想される。

低価格ながらAKGらしいサウンドが楽しめる「K514」

適度なパワー観があり、サウンドのジャンルを選ばない「K512」

K514はセミオープンタイプでK514は密閉タイプのヘッドホン。両モデルとも、AKGのオーバーヘッド型ヘッドホンとしてはエントリーモデルということになるが、上位モデルの設計思想を受け継ぎ、ワイドレンジで色付けの少ない自然なサウンドを特徴としている。手軽にAKGサウンドを楽しむことが可能だ。

2モデルのうち、セミオープンのK514の方は、より広がり感が高く、AKG色の強いモデル。楽器やDTMのモニターとしても十分な解像度や情報量を持つという。一方のK512は、適度なパワー感もあり、オールマイティに使えるモデルとのことだ。

ケーブルは片出し2.5m。OFCを採用している。セルフアジャスト機能を搭載したヘッドバンドと、ソフトなレザレット・イヤパッドにより、長時間のリスニングでも、負担の少ない構造となっている。

K514 K512
タイプ セミオープン 密閉型
カラー Tobacco Pearl Gray
周波数特性 18Hz~22kHz 18Hz~20kHz
感度(1mW) 97dB/mW 100db/mW
許容入力 200mW
インピーダンス 32オーム
入力プラグ 標準プラグ(ステレオミニプラグへの変換アダプタ付属)
ケーブル長 2.5m
質量(ケーブル除く) 200g 190g