ソニーは、ハイエンドデスクトップPCとして展開する「VAIO type R master」に新モデルを発表した。CPUに45nmプロセスで製造された最新のCore 2 Quadを、最大2基搭載できる光学ドライブにBlu-rayドライブを選択できるなど、ヘビーユーザーでも十分満足できる構成が選べる。そのほかのスペックも自由に変更が可能。
ラインナップは3機種あり、「VGV-RM94CUS」の最小構成時価格は31万2800円、「VGN-RM94US」の最小構成時価格は16万3800円、「VGN-RM94S」の最小構成時価格は11万6800円となる。発売日はすべて2月9日を予定。
地デジチューナーを搭載した場合、後日配布されるアップデートファイルによって、「ダビング10」へ対応することが予定されている。
「VGV-RM94CUS」
OSにWindows Vista Ultimateを搭載する最上位モデル。それ以外のスペックはほとんど自由に変更できる。
主要なスペックの選択肢は以下のとおり。CPUはCore 2 Extreme QX9650(3GHz)/Core 2 Quad Q6700(2.66GHz)/Core 2 Quad Q6600(2.4GHz)/Core 2 Duo E8500(3.16GHz)/Core 2 Duo E8400(3GHz)/Core 2 Duo E8200(2.66GHz)。グラフィックボードは、Quadro FX1500/GeForce 8600GTS/GeForce8500GT。メモリは3/2GB。HDDは約4.5TB/約3TB/約2TB/約1TB/約500GB。そのほか、地デジチューナー、USBジョグコントローラー、液晶ディスプレイなどの有無を選択できる。
インタフェースとしては、USB2.0×12、IEEE1394(4ピン)×2、IEEE1394(6ピン)×1などを搭載。
「VGN-RM94US」、「VGN-RM94S」
「VGN-RM94US」と「VGN-RM94S」は、スペックは共通だが搭載するOSに違いがある。前者はWindows Vista Ultimateを、後者はWindows Vista Home Premiumになる。
主要なスペックの選択肢は以下のとおり。CPUはCore 2 Extreme QX9650(3GHz)/Core 2 Quad Q6700(2.66GHz)/Core 2 Quad Q6600(2.4GHz)/Core 2 Duo E8500(3.16GHz)/Core 2 Duo E8400(3GHz)/Core 2 Duo E8200(2.66GHz)。グラフィックボードは、Quadro FX1500/GeForce 8600GTS/GeForce8500GT。メモリは3GB/2GB/1GB。HDDは約4.5TB/約3TB/約2TB/約1TB/約500GB/250GB。そのほか、光学ドライブや各種インタフェースを内蔵するアクセスユニット、地デジチューナー、USBジョグコントローラー、液晶ディスプレイなどの有無の選択が可能だ。