東芝は、法人向けに販売しているデスクトップPC「EQUIUM」シリーズの機能強化モデルを発売する。今回発表されたのは、コンパクトボディの「S6400」(20万1600円から)、ハイエンドモデルの「5190」(17万8500円から)、エントリーモデルの「3410」(14万5950円)の3モデルとなる。各機種とも、TPMセキュリティチップやBIOSとHDDのログインパスワード機能を装備し、情報漏洩からデータを守ることが可能。

EQUIUM S6400

EQUIUM S6400

S6400は、約68(W)×290(D)×182(H)mmというシリーズ最小となるコンパクトボディに、4ポートのUSBコネクタやブリッジメディアスロットといった充実のインタフェースを搭載している。さらに、D-Sub15ピンとDVI-Dという2系統の映像端子を備えており、デュアルディスプレイに対応する。

CPUは、Core 2 Duo E4500(2.20GHz)、Celeron 430(1.80GHz)から選択可能。チップセットはグラフィック機能統合型のIntel G31 Express。メモリは512MB(最大2GB)で、HDDは80GBとなる。光学ドライブはDVDコンボドライブを採用。

インタフェースは、USB2.0×4、IEEE1394×1などに加え、キーボードとマウス用のPS2端子をそれぞれ備える。ブリッジメディアスロットは、SD(SDHC)メモリーカード、xD-ピクチャーカード、メモリースティック(標準/PRO)に対応。

カスタムメイドサービスにより、メモリを1GBに、光学ドライブをCD-ROMドライブかDVDスーパーマルチドライブに変更が可能となっている。

EQUIUM 5190

EQUIUM 5190

Core 2 Duo E6750(2.66GHz)というEQUIUMシリーズ最高のCPUを選択できる5190。端子類が豊富なうえに、内部にはロープロファイルPCI-Express×16スロット、ロープロファイルPCI-Express×1スロットをそれぞれ1基と、ロープロファイルPCIスロットを2基備えており、非常に拡張性が高いモデルだ。D-Sub15ピンとDVI-Dの2系統の映像端子を備え、デュアルディスプレイに対応する。

CPUは、Core 2 Duo E6750(2.66GHz)とCeleron 430(1.80GHz)から選択できる。チップセットは、グラフィック機能統合型のIntel Q33 Expressを採用。512MB(最大2GB)のメモリと80GBのHDD、DVDコンボドライブを内蔵する。

インタフェースとして、USB2.0×6、IEEE1394×1、SD(SDHC)メモリーカードとメモリースティック(標準/PRO)に対応メモリスロット×1と、上記のPCIスロットを装備する。

カスタムメイドサービスにより、メモリは1GBか2GB、HDDは160GBか320GB、光学ドライブはCD-ROMドライブかDVDスーパーマルチドライブから選択することが可能となっている。

EQUIUM 3410

3410は、エントリースペックながら資産継承に役立つFDDを搭載。内部にはロープロファイルPCI-Express×16スロット、ロープロファイルPCI-Express×1スロットをそれぞれ1基と、ロープロファイルPCIスロットを2基装備し、高い拡張性を備えている。

CPUはCeleron 430(1.80GHz)で、チップセットはグラフィック統合型のIntel 946GZ Expressを採用する。512(最大2GB)のメモリ、40GBのHDD、DVDコンボドライブを内蔵。

インタフェースとして、USB2.0×6、シリアルコネクタ、パラレルコネクタなどを装備する。

カスタムメイドサービスにより、メモリを1GBに、HDDを80GBに、光学ドライブをDVDスーパーマルチドライブに変更が可能。