沖データは14日、多摩美術大学と日本電子専門学校の生徒を対象に開催した「2008カレンダーデザインコンテスト」の最優秀賞を決定し、表彰式を行った。1.2mの長尺用紙に同社の高品位カラーLEDプリンタ「MICROLINE Pro9800シリーズ」で印刷するという条件のもと41名の学生が独創性を競った。

応募総数は41作品(左)審査会場では、前野幹彦同社代表取締役社長や小林正明MacFan編集長による厳正な審査が行われた(右)

最優秀賞に選ばれたのは、日本電子専門学校グラフィックデザイン科1年生の須貝夏樹さんの作品。4つの季節をオリジナルのイラストで表現した温かみのあるデザインが評価されたもので、同社のカレンダーとして世界35カ国63箇所の拠点に配布されるほか、雑誌MacFan(毎日コミュニケーションズ発行)にも掲載される。

前野社長から表彰状が手渡された

同社広報によると「学生を対象にしたコンテストの実施は初の試み。MICROLINE Pro9800PS-XはLEDプリントヘッドを中心とした独自のHigh Definition Color技術を搭載しており、繊細なデザインを高いクオリティで再現する技術を実感してもらうことで、将来のデザイン界を担う学生の創作意欲向上に貢献できればと考えた」とのことだ。