Kelly O'Hair氏は自身のブログにおいてJDK7 Build 24が公開されたことを明らかにした。基本的にBuild 23と同じだが、ビルドもとのリポジトリが異なっている。Build 23はTeamWareワークスペースで管理されているソースコードから生成されているが、Build 24はMercurialリポジトリで管理されているソースコードから生成されている。

Mercurialリポジトリは別名「jdk7マスターリポジトリ」とも呼ばれている。これはOpenJDKの開発が外部からアクセスできるリポジトリに移行したことを意味している。これで従来のリポジトリよりも開発公開がよりクイックになり、変更内容をすぐに試せるようになった。OpenJDK開発の加速に一役買うことになるだろう。OSSとしてのOpenJDK開発の体制が整ってきたことになる。今後の開発に注力していきたい。