IE7では、最初からタブ表示になっています。タブの右隣には[新しいタブ]ボタンがあり、これをクリックすると(または[Ctrl]+[T]キー)新しいタブが開きます。開いたタブはドラッグ&ドロップで位置を入れ替えられます。また、Webページ内のリンクをマウスのホイールボタンでクリックすると(または[Ctrl]+左クリック)、リンク先が新しいタブで開きます。

タブを開いた時の動作は、状況によって異なります。新しいタブを開くと一番右側に挿入され、そのタブが表示されます(図11)。一方、ホイールクリックでリンクを新しいタブで開くと、現在開いているタブの右隣に挿入され、背面で開くため表示は切り替わりません(図12)。

新しいタブは右端で開き、すぐ表示されます(図11)

一方、リンクを新しいタブで開くと、タブは右隣に背面で開くため、リンク元のWebページは表示されたままです(図12)

この動作が慣れないという場合は、インターネットオプションで設定を変更できます。[ツール]ボタン→[インターネットオプション]を選択して「インターネットオプション」ダイアログを開き、[全般]タブにある「タブ」の[設定]ボタンをクリックして設定します(図13)。

「タブブラウズの設定」ダイアログで「新しいタブの作成時には常に新しいタブへ移動する」をチェックすると、リンクをタブで開いた時に、そのタブを表示します。「現在のタブの隣に新しいタブを開く」のチェックを外すと、タブは常に右端に挿入されます(図13)