北京オリンピック限定モデルなど、歴代オリンピック端末の展示も

Samsungは来年開催される北京オリンピックをはじめ、最近のオリンピックの公式スポンサーとなっている。各オリンピックごとに限定モデルをリリースしており、本展示会では最近6回の夏・冬オリンピック限定モデルの展示を行っていた。北京オリンピック限定モデルとしては「SGH-E848」「SGH-P318」の2モデルがリリースされるが、このうちP318は本体の金属部分が金メッキ仕上げされているほか、専用革ケースにもオリンピックロゴが彫り込まれるなど高級感あるモデルとなっている。

過去6回の夏・冬オリンピックモデルを展示

北京オリンピックには2モデルが登場する

カード型端末「SCH-P318」のオリンピックモデル

高機能モデルなど最新端末も展示

この他にも、発売予定の新機種がいくつか展示されていた。「SGH-G608」は500万画素カメラを搭載したGSM端末。日本でもソフトバンクから同画質のカメラを搭載した「PHOTOS 920SC」をこの冬発売予定で、G608はそのエントリー版とも言えそうだ。カメラ機能としてはソフトウェア手ぶれ補正、マクロ、LEDフラッシュ、デジタル4倍ズームを搭載する。また端末の主なスペックはTFT16万色のQVGA液晶、Bluetooth 2.0(A2DP対応)、フルブラウザ(NetFront)、TV出力端子搭載などとなっている。

スライド式の500万画素カメラ搭載端末「SGH-G608」

最大2560×1920ピクセルの写真を撮影可能

また中国聯通(China Unicom)向けとなる「SCH-W629」は2.6インチの大型タッチパネルを供えたGSM/CDMAデュアル端末。オリンピックモデルにもなった「SGH-P308」風のカード型スタイルだが、物理的なキーは極力省いており、発着信ボタンもプレート状に一体化された形状をしている。また革のカバーは本体に固定されており、革製の手帳のような感覚で持ち運ぶことができるとのこと。どちらの端末も中国国内で年内に発売予定という。

高級感あるカードスタイル端末「SCH-W629」

革カバーは本体と一体化されている