オービット・ミューズテクス事業部はMOTU社のオーディオインタフェース「8pre」を10月1日より発売する。

アナログ入力すべてに独立したマイクプリアンプを搭載するFireWireオーディオ/MIDIインタフェース「MOTU 8pre」

8preはFireWire(IEEE1394)接続のオーディオ/MIDIインタフェース。オーディオ入力は8チャンネルのアナログ入力と8チャンネルのデジタル入力で合計16チャンネル、出力はアナログメイン出力/ヘッドフォン/8チャンネルデジタル出力の合計12チャンネルを備える。アナログ入力ポートは8チャンネルすべてコンボジャック端子を備えXLR/TRS両方の接続に対応、また全ポートにマイクプリアンプを搭載しファンタム電源供給にも対応、コンデンサーマイクとダイナミックマイクの同時入力も可能だ。

デジタル入出力はADATオプティカル端子を装備、サンプリングレート88.2kHzや96kHzの入出力においても8チャンネルの入出力が可能となっている。また8preのオーディオ入出力ポートはすべてが独立した回路設計となっている。

8preはパソコンと接続していない場合は「オプティカルエクスパンダーモード」で単体A/Dコンバータとしても動作、ADATを利用してデジタルミキサーなどに転送することができる。またFireWireポートは二系統装備、8preをはじめとして、「828mkII」や「Traveler」といったMOTUのFireWireオーディオインタフェースをFireWireで接続すれば、入出力の拡張が可能となっている。

動作環境はWindows Me/2000/XP/Vista、Mac OS X 10.3.x以上。ドライバはASIO、WDM、GSIF、CoreAudioなどをサポートしている。