イーフロンティアは米Antares Audio Technologies社のプラグイン「Harmony Engine」を9月28日より発売する。価格はオープンで推定市場価格は45,000円前後。

簡単操作でハーモニーを生成できるプラグイン「Hamony Engine」

Harmony Engineは簡単な操作で、ソロボーカルからナチュラルなハーモニーを生成できるプラグイン。コーラスをアレンジしてバックグラウンドボーカルパートを作成したり、手軽にさまざまなパターンのコーラスアレンジを試したり、といったことができる。

Harmony Engineは4音のハーモニーボイスセクションを備え、Throat Lengthコントロールによりそれぞれのハーモニーボイスの喉の長さを調整することが可能。これにより、オリジナルの女性ボーカルに対して男性ボーカルのハーモニーを加えたいときはただ単に声質を変えるだけでなく、Throat Lengthコントロールを長くすることでより高い効果を得ることができる。

それぞれのボイスはコードやスケールをあらかじめ指定しておくだけでなく、MIDIトラックの出力先をプラグインに指定できるDAWソフトであれば、MIDIでリアルタイムにコントロールすることも可能となっている。

動作環境はWindows/Mac両対応のハイブリッド版で、Windows XP/Vista、Mac OS X 10.4以上。対応プラグイン形式はWindowsがRTAS/VST、MacはRTAS/VST/AudioUnitsとなっている。

なおHarmony Engineはコピープロテクションに「iLok USBキー」を採用しており、使用にはこのiLok USBキーが必須となる。通常版のHarmony EngineにはiLok USBキーは同梱されていないが、iLok USBキーが同梱されるパッケージ「Harmony Engine iLok付き」も用意されている。こちらも価格はオープンで推定市場価格は50,000円前後。