ティアックはギター/ベース練習に便利な機能を搭載したポータブルCDプレイヤー「ポータブルCDギタートレーナー TASCAM CD-GT2」「ポータブルCDベーストレーナー TASCAM CD-BT2」を9月20日に発売する。価格はCD-GT2、CD-BT2ともオープンプライス。
ギタリスト向けの「ポータブルCDギタートレーナー TASCAM CD-GT2」、ギター/マイクイン端子を備え、ギターだけでなくマイクを接続し、ボーカル向けエフェクタを使うこともできる |
ベーシスト向けの「ポータブルCDベーストレーナー TASCAM CD-BT2」はエフェクタ、チューナーなどがベース対応となる |
CD-GT2/CD-BT2はポータブルCDプレイヤーでお気に入りの音楽CDを使って練習ができる「CDトレーナー」シリーズの新モデル。ギタリスト向けのCD-GT2はギターイン端子にギターを、ベーシスト向けのCD-BT2はベースイン端子にベースを、アンプなどを通さずに直接接続することができ、練習に便利な機能が搭載されている。
CD-GT2/CD-BT2共通の特徴として、音程を変えずにテンポだけを変更することでフレーズコピーに役立つVSA(Variable Speed Audition)機能、曲のキーを自由に変えて自分好みのキーで練習できるキーコントロール機能、フレーズを繰り返し再生して練習できるループ再生機能などを搭載。各機能に直接アクセスできる専用キーも配置されている。両製品共にエフェクタやチューナーが搭載されるが、CD-GT2はギター/ボーカル向けエフェクタ、CD-BT2はベース向けエフェクタとなっており、チューナーもギター用、ベース用が搭載されている。またFOOT SW端子も用意され、フットスイッチを用意することでエフェクトの切り替えなどを行うことが可能だ。
そしてCD-GT2にはギター音をキャンセルできるギターキャンセル機能を搭載、音楽CDを使ってギター練習ができる。CD-BT2はBEE(Bass Enhancement Effect)機能を搭載、ベース音をカットしてベースカラオケとして音楽CDを再生するだけでなく、ベース音を強調することも可能だ。
サイズは両製品とも共通で194 X 39 X 138mm、重量は550g(電池含まず)。電源は単三乾電池4本で、アルカリ電池で約5時間、ニッケル水素充電池で約6.5時間の再生が可能。ACアダプタは別売となっている。