ソニー、テレビサイドPC「TP1」秋冬モデル - 基本機能を強化

ソニーは、テレビサイドPC「TP1」の秋冬モデルとして、「VGX-TP1V」「VGX-TP1DTV」を8日から発売する。店頭想定価格はVGX-TP1Vが約130,000円で、VGX-TP1DTVが約200,000円。

秋冬モデルは、新機能として「ワンタッチプレイ」を採用。液晶テレビ「BRAVIA」(J3000およびJ5000シリーズ)とHDMIケーブルで接続している場合、リモコンの「VAIOボタン」を押すだけでBRAVIAがスタンバイから復帰。自動的に入力を切り替え、デスクトップ画面やVAIO ランチャー、Media Centerなどを表示する。

VAIOオリジナル映像編集ソフト「VAIO Movie Story」を新たに同梱。撮りためた写真データやビデオデータから、素材を選んで好みのテーマを決めるだけで、自動的にショートムービーを作成できる。

また、「VAIO Video Explorer」がバージョン2.0になり、「カタログビュー」機能が追加された。録画した情報番組やバラエティ番組で紹介された商品や場所の情報を一覧表示できる。サービス対象エリアは、東京･神奈川･千葉･埼玉･茨城･山梨･栃木･群馬で、録画したアナログ番組が対象となっている。

VGX-TP1Vは、CPUとしてCore 2 Duo T5500(1.66GHz)を採用。約250GBのHDD、アナログチューナー×1を搭載している。

VGX-TP1DTVは、Core 2 Duo T5600(1.83GHz)、約500GBのHDDを採用。アナログチューナーを内蔵するほか、LAN対応地上・BS・110度CSデジタルチューナー「VGF-DT1」が付属している。

両機種共通スペックは、Intel 945GM Expressチップセット、1GB(2GB)のメモリ、DVDスーパーマルチドライブ。グラフィック機能は、チップセット内蔵のIntel GMA 950を利用する。

ネットワーク関連ではLAN機能(10BASE-T / 100BASE-TX)、無線LAN(IEEE802.11b/g準拠)を装備。インタフェースとしては、USB 2.0×4、i.LINK(IEEE1394、4ピン)×1、Bluetooth 2.0+EDR、FeliCaポート、eSATA、AV入力(専用変換アダプタ付属)×1、光デジタルオーディオ出力(角型)×1を備えている。このほかSDメモリーカードスロット×1、メモリースティック(標準 / Duo / PRO)スロット×1を採用している。

OSとしてはWindows Vista Home Premiumをプレインストール済み。

テレビサイドPC「TP1」スペック

型番	VGX-TP1V	VGX-TP1DTV
店頭想定価格	約130000円	約200000円
CPU	Core 2 Duo T5500(1.66GHz)	Core 2 Duo T5600(1.83GHz)
チップセット	Intel 945GM Express
メモリ(最大)	1GB(2GB)
グラフィック機能	Intel GMA 950
ディスプレイ出力	1920×1080(HDMI)×1、1920×1080(DVI-I、HDCP対応)×1、 1920×1080(アナログ)×1
テレビ機能	アナログ×1	地上・BS・110度CS対応地上デジタルチューナー(付属VGF-DT1)、アナログ×1
HDD	約250GB	約500GB
光学ドライブ	DVDスーパーマルチドライブ
LAN	10BASE-T / 100BASE-TX
ワイヤレスLAN	IEEE802.11b/g
カードスロット	SDメモリーカード×1、メモリースティック(標準 / Duo / PRO)スロット×1
インタフェース	USB 2.0×4、i.LINK(IEEE1394、4ピン)×1、Bluetooth 2.0+EDR、FeliCaポート、eSATA、AV入力(専用変換アダプタ付属)×1、光デジタルオーディオ出力(角型)×1
OS	Windows Vista Home Premium