The Spring Framework Projectは17日(米国時間)、Spring Web Servicesの最新版にして初のメジャーリリースとなる「Spring Web Services 1.0」を公開した。Spring Web ServicesはJavaで開発されたWebサービス開発のためのプロダクト。契約を最初に記述し、ドキュメントドリブンで動作するという特徴がある。最初の開発がはじまってから実に2年目でのメジャーリリース公開となった。

Spring Web ServicesではWS-I basicプロファイル、契約を最初に記載する開発方法といったベストプラクティスを採用することで開発そのものがスムーズに進むように工夫されているほか、リクエストの強力なマッピング機能の提供、多種多様(DOM、SAX、StAX、JDOM、dom4j、XOM)なXML APIのサポート、Object/XMLマッピング機能の提供(JAXB 1/2、Castor、XMLBeans、JiBX、XStreamなどに対応)、WS-Securityのサポートといった特徴がある。