暑い日が続く秋葉原。冷房の効いた店内から外に出ると目眩がするほどだが、T-ZONE PC DIY SHOPの店頭では、Core 2ロゴ入りの瞬間冷却パックを無料で配布するという嬉しいサービスを実施していた。どうやらかなりの量を準備しているようで、お客さんも遠慮せずにどんどん持って行ってパンパンしていた。

T-ZONE PC DIY SHOPの店頭で配られていた瞬間冷却パック

なぜかCore 2のロゴ入り。30分ほど冷たさが持続するようだ

さて今週末も暑くなることが予想されているが、12日(日)には熱いイベントが開催される。「AMDの夏祭り 兄貴だ! Phenomだ! 3.0Ghzだ!」と題したもので、国内で初めてPhenomのデモが行われる予定だ。会場はリナックスカフェ。さすがに兄貴だけでは熱すぎるせいか、浴衣美人も登場する模様だ。イベントの詳細についてはコチラを参照。

Antecのショールームがオープン

ケースや電源などのメーカーとして自作ユーザーにはお馴染みのAntecだが、10日、同社のショールームがオープンした。場所は地下鉄銀座線末広町駅(徒歩0分)と、電気街のメインエリアからは少し外れてしまうが、スタッフは「まずこちらで商品を見て頂いて、それからショップに行ってもらえれば」と話していた。

10日にオープンしたAntecのショールーム。駅の地上への階段(4番出口)を出ると本当にすぐ目の前にある

落ち着いた感じの店内には同社の製品が展示されている。静音性など、実際にチェックするには最適だ

ここで販売は行わないが、現行製品に加え、発売前の最新製品も展示されるという。Antecのケースを採用したショップブランドPCなども動作デモ機が置かれているので、オンライン販売では確認することが難しい静音性などをチェックするには良さそうだ。また秋葉原らしく(?)、店内には高橋敏也氏による改造マシンも展示されていた。

人気のスチールケース「P150」(左)と「SOLO」(右)

ツクモ(右)とサイコム(左)のショップブランドPCも

営業時間は11時から18時まで。定休日は水曜日となっている。

「Reserator XT」いよいよ発売

今週一番の注目製品は、ZALMANの水冷キット「Reserator XT」だ。待っていた人もいるだろうが、先週お伝えしたように、今週、ようやく発売となった。価格は56,800円。カラーはブラックとチタンの2種類が用意されている。

水冷キット「Reserator XT」のチタンカラー。フラッシュを焚くとチタンカラーだが、肉眼ではほとんどシルバーといった印象

これまでの「Reserator 1」(タワー型)や「Reserator 2」(オイルヒーター型)が基本的にファンレス用だったのに対し、Reserator XT(キューブ型)はより冷却性能に特化した製品。背面には大きな14cmファンが搭載されており、ラジエータを強制冷却する。モードは自動/手動の2つが用意されている。

背面には大きな14cmファンを搭載している

フロントには温度やファン回転数などが表示される

本体には、CPUヘッド「ZM-WB5」が付属。またVGAヘッドはすでに「ZM-GWB8800 Ultra,GTX」などが発売されており、これらを利用することも可能だ。