Nokiaは11日、インターネットタブレット「Nokia N800」でVoIPアプリケーション「Skype」をサポートすることを発表した。ユーザーはWebサイトよりダウンロードできる。両社はまた、プレインストールモデルも提供する。

N800はタッチスクリーンを採用したNokiaのタブレットPCで、Wi-Fiによりインターネットに接続する。利用する無線通信技術はWi-FiとBluetoothで、セルラー網はサポートしていない。OSはLinuxをベースとし、「Opera」をWebブラウザに採用している。このほか、電子メール、IM、メディア再生などの機能を持つ。

これまでVoIPでは米Googleの「Google Talk」などを利用できたが、今回これにSkype Technologies(米eBay傘下)のSkypeが加わる。2社は今年1月に提携を発表、これまでサポート作業を進めてきた。

NokiaはSkypeのサポートを最新のOSアップグレードで行う。このアップグレードではこのほか、「Adobe Flash 9」プラグインなどのサポートも加わる。ユーザーはNokiaのWebサイトよりアップデートを入手できるほか、SkypeのWebサイトでプリインストールモデルも販売する。

Skypeサポートが加わったNokiaのタブレットPC「Nokia N800」