W3C, the Web API Working Groupは18日(フランフ時間)、「The XMLHttpRequest Object」のWorking Draft更新版を公開した。

XMLHttpRequestオブジェクトはWebサーバとWebブラウザ間におけるデータ通信機能を提供するオブジェクト。Ajaxと冠するアプリケーションは最終的にXMLHttpRequestオブジェクトを経由して非同期通信を行うことでリッチアプリケーションとして動作するが、そのオブジェクトのインターフェスを規定している規約が「The XMLHttpRequest Object」だ。

18日(フランフ時間)に公開されたWorking Draft更新版では、これまでに寄せられたフィードバックがマージされている。上位フレームワークを使っている場合には特に影響はないが、直接XMLHttpRequestを使ってアプリケーションを開発している場合はチェックしておくとよいだろう。