W3Cは14日(フランス時間)、「SPARQL Query Language for RDF」がW3C Candidate Recommendationになったことを発表した。同規約はRDFの形式で保持されているデータを操作するためのクエリ言語を規定する規約。RDBMSの操作用クエリ言語としてSQLがあるように、RDFを操作するクエリ言語としてSPARQLが策定されている。SQLとは異なる言語だが、一部の命令はSQLと似ている。

配信データがRDF形式で提供されることが増えているため、同クエリ言語を活用することで各種データの統合や検索、欲しいデータの整理などがかんたんに実施できるようになる。同規約の実装フィードバックは2007年8月12日(フランス時間)まで受付される。関連する規約である「SPARQL Query Results XML Format」は最終ワーキングドラフトへのコメント受付が2007年7月5日(フランス時間)とされている。