松下電器産業は、ワイヤレステレビドアフォン「どこでもドアフォン」の新モデル「VL-SW230X」を発表した。発売は9月1日を予定しており、オープンプライス。推定市場価格は4万6000円前後。

見やすいIPS液晶が採用され、録画機能も搭載された「VL-SW230X」

VL-SW230Xは、VLSW200Kの後継モデルとなる、どこでもドアフォンシリーズの中では、普及クラスの製品。新モデルでは、親機の液晶モニターに、視野角が左右170°/上下155°の3.5型IPS液晶パネルを採用している。同社によると、従来の液晶パネルでは、取り付け位置によって、背の低い子供には見にくいケースがあったとのことだ。

また、新たに録画機能も装備。来客があった場合に8枚連続の静止画を記録。最大50件(400)枚まで、親機に保存される。

同機は、親機とカメラ玄関子機、ワイヤレスモニター子機から構成される。ワイヤレスモニター子機の液晶パネルは、1.8型。こちらはIPS液晶ではない。

ワイヤレスアダプター機能も搭載されており、同社のパーソナルファクシミリ「KX-PW506」などをワイヤレス接続することも可能。その場合、ファクシミリのモニター画面にも、カメラ玄関子機からの映像が表示され、来客への対応が可能だ。

また、VL-SW230Xと同時に、親機とカメラ玄関子機のみのセット「VL-SV230X」も発表されている。こちらの発売日もVL-SW230Xと同じ9月1日。オープンプライスで、推定市場価格は3万円前後。なお、ワイヤレスモニター子機は、単品でも販売されており(価格:2万4,150円)、両モデルとも、最大で4機までのワイヤレスモニター子機を接続できる。