Reserator XT、まもなく発売
Zalmanの注目製品は、やはり何と言っても新型水冷キットの「Reserator XT」。今年3月のCeBITでも展示されており、スペックについてはすでに報じた通りだが、発売日については今月18日ということで決定したという。価格は400ドル程度で、ブラックのほかに、チタンカラーも登場するそうだ。
そしてVGAクーラーでは、ついに型番の数字が4桁になった「VF1000」が登場。同社のハイエンドモデルとなるもので、ヒートパイプは4本。フィンは従来のような放射状ではなくなり、平行に並ぶスタンダードなタイプになった。GeForce 8800シリーズで使うためのメモリ用ヒートシンク「ZM-RHS88」もオプションとして発売される。
ファンレスのVGAクーラー「VNF100」もまもなくの発売予定とされていた。VF1000と同様のスタイルの製品で、こちらの対応は、GeForce 7950(GX2以外)/Radeon 1950(XTX以外)まで。ベースがアルミ製になっているなど低コスト化が図られており、45~49ドル程度の価格帯を想定しているそうだ。
手裏剣型(?)クーラー
AeroCoolの「SilverWind」は、フィンの形がちょっと変わったCPUクーラー。ヒートシンク+ファンの周りを15枚のフィンが取り囲んでおり、この両方によって効果的に冷却できる。
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面白い形の「SilverWind」。台湾に関連したデザインかと思ったが、忍者の手裏剣をイメージしたそうだ |
横から見たらこんな感じ。フィンもベースもアルミ製。ファンの回転数は最大2,700rpmで、ファンコンも付属する |
また「Double Power」は、8cmファンを搭載するVGAクーラー。ファン回転数は3,000rpmで、ノイズレベルは35dBA。どちらの製品も来月の出荷を予定している。
大小2個セットのCPUクーラー
ThermalrightのCPUクーラー新製品は、CPUを表と裏から冷却するというハイエンド向けの「IFX-14」。メインクーラーは146(L)×124(W)×161(H)mmのサイドフロータイプで、14cmファンを2つ搭載可能。そのほか、CPUのバックプレート側に取り付けるサブクーラー「HR-10」も付属するそうだ。
また水冷用ラジエータの試作品も展示されており、ブースでは動作デモが行われていた。変わっているのは、極細の銅パイプが片方向で60本くらい用意されている一方で、フィンやヒートシンクが使用されていない点。これは多数のチューブを使うことで表面積が大きくなっているから、ということのようだ。











