レックスマーク インターナショナルは17日、無線LAN搭載の3機種を含むプリンタの新製品6機種を発表した。フラッグシップモデルとなる4in1複合機の「X9350」をはじめ、3in1複合機3機種の「X2550」「X3550」「X4550」、単機能機の「Z1320」「Z1420」がラインナップにされている。同製品は白を基調としたスッキリとしたデザインで、ピアノ調の表面処理が施されたホワイトとアルミ仕上げのシルバーで高級感が演出されている。オープン価格で、19日より順次発売する。
新製品のメインコンセプトは「ワイヤレス印刷を手軽に、快適に」で、画面の表示に従うだけで簡単に無線LANの設定ができ、ネットワークの状況は筐体に配置されたWi-Fiロゴのバックライトの色が変わることによってチェックすることができる。インクは全ラインナップ共通の4色/6色切り替えタイプで、標準ではブラック+カラー(シアン/マゼンタ/イエロー)の2カートリッジが同梱され4色印刷となる。ブラックのカートリッジを別売りのフォトインクカートリッジ(ブラック/フォトシアン/フォトマゼンタ)に交換することで、6色を使用した高画質なフォトプリントにも対応する。最上位モデルの「X9350」のみ全色顔料の「evercolor2」インクを採用し、色再現性をさらに高めている。
フラッグシップモデルの「X9350」
X9350はプリンタ、コピー、スキャナ、ファックスを搭載した4in1複合機。新型ヘッド採用モデルで2.4インチのカラー液晶を搭載し、無線LANに対応している。印刷解像度は最高で4,800×1,200dpi、スキャン解像度は4,800×1,200dpi(原稿台)、600×600dpi(ADF)。メモリカードスロットを実装し、PictBridgeにも対応する。自動両面印刷が可能で、オートフィーダーは最大50ページ可能。印刷速度はモノクロ32ppm、カラー27ppm。150枚の大容量の用紙トレイを搭載。実売想定価格は37,800円で、6月以降に発売する予定。
フォト対応の姉妹機、3in1複合機の「X3550」「X4550」
X4550はプリンタ、コピー、スキャナ搭載の3in1複合機で無線LAN対応モデル。印刷解像度は最高で4,800×1,200dpi、スキャン解像度は600×1,200dpi。メモリカードスロットを実装し、PictBridgeにも対応する。モノクロ液晶を搭載し、印刷速度はモノクロ26ppm、カラー18ppm。実売想定価格は17,800円で、7月以降に発売する予定。X3550はX4550と同じく3in1複合機だが、無線LANはオプションのカードで対応。印刷解像度は最高で4,800×1,200dpi、スキャン解像度は600×1,200dpi。印刷速度はモノクロ24ppm、カラー17ppm。実売想定価格は12,800円で、発売予定日は5月19日。
無線LANはオプションカードで対応。印刷解像度は最高で4,800×1,200dpi、スキャン解像度は600×1,200dpi。印刷速度はモノクロ24ppm、カラー17ppm |
X4550はプリンタ、コピー、スキャナ搭載の3in1複合機で無線LAN対応モデル。印刷解像度は最高で4,800×1,200dpi、スキャン解像度は600×1,200dpi。 |
無線LAN内蔵の単機能プリンタ「Z1420」
Z1420は無線LAN内蔵の単機能プリンタで、ワイヤレスプリンタのエントリーモデルとなっている。印刷速度はモノクロ24ppm、カラー18ppm。実売想定価格は12,800円で、発売予定日は5月19日。
エントリーモデルの「X2550」「Z1320」
X2550はプリンタ、コピー、スキャナ搭載の3in1複合機で、複合機のエントリーモデルとなっている。印刷解像度は最高で4,800×1,200dpi、スキャン解像度は600×1,200dpi。印刷速度はモノクロ22ppm、カラー16ppm。実売想定価格は8,980円で、発売予定日は5月19日。Z1320はエントリー単機能プリンタで、印刷解像度は最高で4,800×1,200dpi。印刷速度はモノクロ22ppm、カラー16ppm。実売想定価格は7,980円で、7月以降に発売する予定。両製品共に無線LANには対応しないが、手ごろな値段が魅力のモデル。