F1 2012(グラフ61・62)

Codemasters
http://formula1-game.com/

こちらも順調にバージョンアップしてF1 2012になった。といってもベンチマーク手順はF1 2011の時と同じ。メインメニューから"MY F1"を選び(Photo60)、ここからGRAPHICSを選択(Photo61)し、解像度を設定する(Photo62)。ついでCHOOSE PRESETで"ULTRA"を選ぶ(Photo63)。あとは、GRAPHICS OPTIONの一番下にあるBenchmarkを実施するとベンチが開始され、最後に平均と最小フレームレートが表示される(Photo64)という、Codemasterではおなじみのスタイルだ。

Photo60:画面の下のほうにメニュー項目がある。今がMY F1を選んでいる状態。

Photo61:毎度のことながら、この選択がちょっと面倒。もうすこしこのサブメニューがきびきび動いてくれるといいのだが。

Photo62:Photo50:MULTISAMPLINGは8X MSAAに設定。NVIDIA系だと16X CSAAとかも選べるのだが、AMD系は8X MSAAが最大なのでこれに合わせた。またリフレッシュレート、AMD系は60HzだがNVIDIA系はなぜか59.94Hzとかになってしまう。が、これも他が選べないのでそのまま。どのみちVSYNC OFFだから余り関係ないのだが。

Photo63:プリセットを選ぶと、他の描画オプションが全部固定になるのもこれまでと一緒。

Photo64:結果はマイドキュメントの下のMy Games\FormulaOne2012\benchmarksの下にxmlで自動格納されるのも同じく。

さて結果をみるとちょっと面白いことに。TITAN以外の製品は、概ね120fps弱で頭打ちになっているのに、TITANは140fps以上が実現できている。最小フレームレート(グラフ62)を見ると判るとおり、低解像度ではGPUというよりもCPUの方が頭打ちであり、一方高解像度ではGPUの性能が頭打ちになる。

で、TITANは低解像度ではSLI/CrossFireほどCPUの負荷が無く、その分が性能アップに振り分けられたと考えてよさそうだ。低解像度におけるHD 7970/GTX 680の最小フレームレートは90fps強で、TITANは115fps程度になるが、この差がそのまま描画性能の実力差ということではないかと思われる。

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