JR西日本は26日、おおさか東線JR長瀬~新加美間に設置される新駅の名称を「衣摺加美北(きずりかみきた)」と発表した。

おおさか東線新駅「衣摺加美北駅」外観・内観イメージ

新駅はJR長瀬駅の南方約1.3km、新加美駅の北方約1.4Kmの東大阪市と大阪市平野区の市境に位置する。両市の住民に幅広く利用されるようにとの意図を込めて、駅が所在する衣摺(東大阪市)と加美北(大阪市)の地名を合わせた駅名にしたという。

衣摺加美北駅は、8両対応の相対式ホーム2面を備えた高架下駅舎。6両対応の旅客上家やエレベーター2基(各ホーム1基)、エスカレーター4基(各ホーム上り1基・下り1基)などを備える。駅舎入口には古代の染色技法で用いられる布と染め型をイメージした金属パネルとルーバーを配置し、ものづくりが盛んな地域特性を表現。自然光を積極的に取り入れた明るく開放的な空間を創出する。

新駅は2018年春開業予定。これに合わせて東大阪市による駅前交通広場の整備が行われるほか、駅南側には自転車駐車場が設置される。